社長日記

5月

 2014年 5月 6日(火)  晴れ
 連休最終日。長い連休もあっという間。4日間ともいつも通りの生活。朝5時に会社に行き、夕方5時まで・・・・そのかわり日中は好きな本を読破。司馬遼太郎氏の本を再読。

 弟子たちが「私たちはお釈迦様がなくなったら、この先どう生きていったらいいんですか」という嘆きに対して、「自灯明(じとうみょう)、法灯明(ほうとうみょう)」と言いました。自分を頼りにしなさいということです。そして自分がぐらつきそうになった時は、絶対不変の真理を頼ればいいと。・・・・・お釈迦様

 今の世の中はどこか国に頼ろうとか親に頼ろうとか、自立心に欠ける人が増えているように感じるのは自分だけ?
 2014年 5月 5日(月)  小雨
 今年は、花の咲く時期が例年より早く、今の時期色々な花が見ごろ。

「ノーベル賞を取るための五か条」・・・・・江崎玲於奈(物理学者)
 一、いままでの行きがかりにとらわれない
 二、教えはいくら受けてもいいが、大先生にのめりこまない
 三、無用なガラクタ情報に惑わされない
 四、創造力を発揮して自分の主張を貫くには闘うことを避けてはならない
 五、子供のような飽くなき好奇心と初々しい感性を失ってはいけない
 2014年 5月 3日(土)  晴れ 
 今日から我が社も4連休。本年度は何の予定もなく、事務所で好きな音楽を聴きながら、読書・仕事?

 常緑樹は芽吹きが遅いが、特に楠の芽は、庭樹の中で一番遅れて芽を吹く。然るにその芽はもっとも新鮮である。これについて思うことは、逆境に置かれながら、そこに人生の意義を見出していく人、そしてかかる境地に立って教育していく人は貴い。これ実に宇宙の理にかなうものと言ってよい。・・・・・森信三(哲学者)

4月

 2014年 4月 19日(土)  くもり
 家庭の心の灯・・・・・東井義雄
  「根」を失ってしまっては、花を咲かせることも、実を実らせることもできない。私に、いのちの灯はともらない。「家庭」は、家族の者が、それぞれのいのちの根を育てあう場。私を私にしていただく道場。そのいのちの灯、生きがいの灯、私を私にしてくださる灯、それが、家庭の心の灯だ。今こそ、家に、心の灯をかかげよう。
 2014年 4月 15日(火)  晴れ 
 出光佐三(いでみつさぞう・出光興産創業)さんの言葉で感動したのは敗戦後、焼失してしまった社員名簿を新たに作らせたときに「これが僕の財産目録か」とおっしゃったことです。「人こそ資本であります。」・・・・・北康利(作家)
 2014年 4月 10日(木)  晴れ 
 最近は「誰かになんとかしてもらおう」という依頼心の強い人が多くなりました。人間に必要なものはその人の中にすべて備わっているわけだから、その力を信じることが何より大事なのです。・・・・・坂田道信(ハガキ道伝道者)
 2014年 4月 5・6日(日)  晴れ 
 神の罰より主君の罰を恐れよ。主君の罰より臣下の罰を恐れよ。そのわけは、神の罰は祈れば許してもらえるし、主君の罰は詫びを言って謝罪することもできる。だが、臣下と百姓に嫌われては、まず領国を失ってしまう。祈っても詫びてもその罰を許してはくれない。だから神の罰や主君の罰よりも、臣下万民の罰を何よりも恐れるべきなのだ。・・・・・黒田如水『教論』
 2014年 4月 3日(木)  晴れ 
 日々の商売を力強くすすめていくために大事なことの一つは、いわゆる世間というものを信頼することだと思います。・・・・・伊藤雅俊(イトーヨーカドー名誉会長)

3月

 2014年 3月 30日(日)  雨
 人間はみんな希望を持ちたいんです。セネカが言うように、「人間にとって最後まで残るのは希望なんだ」と。だから希望を与えること、つまり我々はやれるよ、と思わせることがリーダーの一番大切な仕事なんです。・・・・・塩野七生(作家)
 2014年 3月 29日(土)  晴れ 
 遠くをはかる者は富み 近くをはかる者は貧す それ遠きをはかる者は 百年のために杉苗を植う。 まして春まきて 秋実る物においてをや。 故に富有なり。 近くをはかる者は 春植えて秋実る物をも 尚遠しとして植えず 唯眼前(がんぜん)の利に迷うて まかずして取り 植えずして刈り取る事のみ 眼につく。 故に貧窮(ひんきゅう)す。・・・・・二宮尊徳
 2014年 3月 25日(日)  くもり
 仕事は何でもそうだと思いますが、課題を見つけ、仮説を立て、それに解答を与えるわけです。ただ解答は一つではない。いろいろな解がある中で、自分がどういう選択をするか。それが技術の開発にしても何にしても極めて重要なのです。/その辺が偏差値教育以降の世代は、解答が一つしかないと思っているから困りますね。・・・・・山本一元(旭化成元社長)
 2014年 3月 23日(日)  晴れ 
個の確立・・・・・東井義雄
 「ぼくだけじゃない」「だれ君だってやっている」などと、集団をかくれみのにして、どんどん自分をだめにする若者は、集団の甘さの中で育てられたものです。「個」は「集団」の中に埋没してしまい、だめな「個」になっているのです
 「個」が生きてこねばなりません。しかも、その「個」の中に「仲間」みんなが、いきいきと生きてくるような「個」をめざすべきでしょう。
 2014年 3月 21日(金)  雨 
 ユダヤの格言に「ゼロから一への距離は、一から千までの距離よりも遠い」何もしなかったり、ただやりたいと考えるだけでは一にいけないんです。そういう人が多いですね。だから、いいと思ったことはすぐに動くことです。たとえどんなに小さなことでもすぐに行動に移すことです。・・・・・鍵山秀三郎【イエローハット創業者)
 2014年 3月 20日(木)  くもり 
 子供は甘いものを悦ぶ。大人のご馳走は甘いものばかりではない。塩辛いもの。わさび。玉ねぎ。いろとりどりで限りがない。なんでもそのものの持ち味がある。一つ一つそのものの持ち味を味わえる力。これを持つものに喜びが与えられる。味わう力なきものには喜びはない。感謝はわからない。・・・・・常岡一郎
 2014年 3月 16日(日)  晴れのち雨 
 あなたにめぐりあえて ほんとうによかった
 ひとりでもいい
 こころから そういってくれる
 ひとがあれば

 相田みつを
 2014年 3月14日(金)  晴れ 
 努力をすれば報われると本人が思っているとしたら残念だ。それは自分以外の第三者が思うこと。もっと言うなら本人が努力だと認識しているような努力ではなく、第三者が見ていると努力に見えるが本人にとっては全くそうでない、という状態になくてはならないのではないか。 ・・・・イチロー
 2014年 3月13日(木)  雨 
【八十六歳の浅野総一郎氏が50代だった新潮の創業者佐藤義亮(ぎりょう)氏に語った言葉】大抵の人は正月になると、また一つ年を取ってしまったと恐がるが、私は年なんか忘れている。そんなことを問題にするから早く年がよって老いぼれてしまう。世の中は一生勉強してゆく教場であって、毎年毎年、一階ずつ進んでゆくのだ。年を取るのは勉強の功を積むことに外ならない。毎日毎日が真剣勝負。真剣勝負の心構えでいる人にして初めて、毎日のように新しいことを教えてもらえる。/私にとって、この人生学の教場を卒業するのはまず百歳と腹に決めている。昔から男の盛りは真っ八十という。あなたは五十代だそうだが、五十など青年、大いにおやりになるんですな。・・・・・浅野総一郎(富山出身・大実業家)
 2014年 3月 8日(土)  小雪 
『職人』 永六輔
「〈私もいっぱしの大工になりました〉って威張っている職人がいたけど、〈いっぱし〉というのは、〈いちばんはしっこ〉ということなんだよね。威張って言う台詞じゃない」

「目立たないように生きる──昔はそういう考え方でしたよね。いまは、目立つように生きる、そうなってますわね」
 2014年 3月 3日(月)  晴れ  
 執念ある者は可能性から発想する。執念のない者は困難から発想する。・・・・・松下幸之助
 2014年 3月 2日(日)  晴れ 
 境遇や性格によって差はあるが、人間はみなそれぞれなにかしら重荷を背負っている。生きてゆくということはそういうものなんだ。そして道は遠い。/互いに援けあい力を貸しあってゆかなければならない、互いのいたわりと助力で、少しでも荷を軽くしあって苦しみや悲しみを分け合ってゆかなければならない。自分の荷を軽くすることは、それだけ他人の荷を重くすることになるだろう。道は遠く、生きることは苦しい、自分だけの苦しみや悲しみに溺れていてはならない。・・・・・山本周五郎

2月

 2014年 2月27日(木)  曇りのち雨
 僕たちの世界は結果でしか世の中の評価を受けることがありません。「こうしたかった、ああしたかった」と後悔する人は、こうもしなかった、ああもしなかった人を指します。しなかったことは自分で責任を取らなくてはいけない。自分が出した結果でしか人に語ってもらうことのできない厳しい世界。・・・・山本征治(日本料理・龍吟代表)
 2014年 2月25日(火)  晴れ 
・儲けとは、「信」と「者」から成る。つまり信じる者同士がよればもうかるんや。もうけるんは金やない。心のもうけが大切なんや。金は後からついてくるんや。
・出来る 出来る 必ず出来る やる気があれば必ず出来る 出来ないと思えば出来ない 出来ないと考えず出来ると信じ 永遠に自分は進歩したい 出来る 出来る 必ず出来る・・・・・青木豊彦
 2014年 2月23日(日)  晴れ 
 人間の能力の差なんていうのは、最大五倍くらいしかないですよ。知能とか知識とか経験とかはね。しかし意識(やる気)の差は百倍あると私は言うんです。それさえ頭に入れておけば、どんな人間でも成功できる。 ・・・・・永守重信(日本電産社長)
 2014年 2月21日(金)  曇りのち晴れ 

 あすがある
 あさってがあると考えている間は
 なんいもありはしない
 かんじんの
 『今』さえないんだから
 【自分をつくっていくということは一秒一分でも大事にすることだ】・・・・・東井義雄
 2014年 2月20日(木)  曇りのち晴れ 
「工芸の仕事はひたすら運・鈍・根」
  「運」他の選択肢はなく、自分にはこの道しかないと思い込んでただひたすらやる。「鈍」コツコツ弛(たゆ)まずやる。誰の助けもうけずに。「根」は粘り強く、一つ事を繰り返し繰り返しやる。 鈍も根もコツコツです。なぜコツコツが大切かといえば、材料と親しくなるからです。・・・・・志村ふくみ(人間国宝・染織作家)
 014年 2月16日(日)  曇りのち晴れ 
 近頃私は樹々の芽吹きを見るのを楽しむようになった。それらの樹々が、私の知らぬ間に、色々と内の営みを営んでいたのに、今更ながら深い驚きと喜びとを感じる。これを感じる私の心と、それらの樹々とは、一見なんら関わるところはなさそうだが、しかし私はそれ等の樹々を見ることによって、そこに宇宙の理法をうかがう心地がする。人は何にてもあれ、真に物を見れば、その一点から宇宙の理法に通じ得るものである。・・・・・森信三
 2014年 2月15日(土)  雪 
 私は若い時からとにかく、日本一、世界一になりたかった。そのためには普通のことをやっていたら駄目なんで、人の二倍働く、人の三倍努力するという方針でやってきました。普通の人が寝ている間、休んでいる間に差をつけると。人生は短いんです。だから一刻も無駄にできないんです。私は土日も祭日も一切休まない。毎日働くのが趣味なんです。休みは罪悪です。・・・・・ 福島孝徳(デューク大学教授・天才外科医)
 2014年 2月11日(火)  晴れ 
 「自由」「民主主義」・・・と言いながら、「欲望」や「衝動」をはびこらせ、救いがたい「エゴイズム」を育ててしまっていた、ということではないか。何よりも大切に育てなければならないのは「人間」であったのに、その肝心な「人間」が、「欲望」や「衝動」の奴隷になってしまい、動物になりさがり、目をいからせ、口をとがらせ、ツノを生やし、他を責める他罪主義の「鬼」が国中にあふれていた、ということではないか。・・・・・東井義雄
 2014年 2月10日(月)  晴れ 
 「職業に貴賤はないと思うけど、生き方には貴賤がありますねェ」 ・・・・・永六輔『職人』 
 2014年 2月 8日(土)  雪 
 草木の移植には、必ず其の時有り。培養(ばいよう)には又其の度(ど)有り。太(はなは)だ早きことなかれ。太だ遅きことなかれ。多きに過ぐることなかれ。少なきに過ぐることなかれ。子弟の教育も亦然(しか)り。【草木を移植するには、必ずそれに合った時期がある。草木を育てるために与える肥料にも適度な程合いというものがある。早すぎてもいけないし、遅すぎてもいけない。多すぎてもいけないし、少なすぎてもいけない。子弟の教育もこれと同じである。】・・・・・佐藤一斉
 2014年 2月 6日(木)  曇り時々雪 
 この国はいつの間にか「歩」だらけになった。だが、ほかの駒も必要。「桂」「香」「金」「銀」「飛」「角」、最高は「金」。これらの人材が必要である。リーダー足りえる人材や挑戦心の強い、創造的なとがった人材を育てなければならない。・・・・・古森重隆(富士フィルムHD会長)
 2014年 2月 4日(火)  曇りのち雪 
 私にも経験がある。学生時代に親からもらう手紙は長い。身体を大切にせよ。しっかり勉強せよ。誘惑にまけるな、遊びにいくな―と事細かく書いてある。その長い手紙を子どもは短く読む。「さて今月はいくら送金してくれただろう」と要領よく読んでしまうことが多い。
 子供から親に出す手紙は非常に短いのを通例とする。要点だけを簡単に書いてある。親はその短い手紙を長時間かけて読む。書いてないことまでも読んで涙ぐんでいる。 思いを子供の上にはせる親心は涙ぐましい。この親心の切実さを知るならば、わが親、わが夫の親、我妻の親にどれほど心をつくしてもなお足りないのではあるまいか。 親から頂いた手紙を毎日おし頂いて親の心に添うようにつとめるなら、世の中はどんなに美しくなるだろう。どんなに清らかになるだろう。自ら省みて恥じ入るばかりである。・・・・・常岡一郎
 2014年 2月 2日(日)  曇りのち雨 
 
 一番大事なことは小さな花でもいい
 自分の花を咲かせて 
 仏さまの前に持ってゆくことだ・・・・・坂村真民

1月

 2014年 1月30日(木)  くもり
 人間には要求する権利と同時に与える義務があるのです。その片方を完全に落としましたから、受けることだけを要求する乞食根性の日本人ばかりになった。若い人だけじゃありません。還暦を越えた人たちも乞食根性が染み付いています。・・・・・曽野綾子(作家)
 2014年 1月28日(火)  くもり
 どうでもいいことは流行に従う。重大なことは道徳に従う。芸術は自分に従う。・・・・・小津安二郎(映画監督)
 2014年 1月26日(日)  晴れ時々雪 
 近頃世の中が忙し過ぎるためか、人間のであいが粗末になっているのではないか。長谷川富三郎先生の著書に、「あなたは、毎日食べているご飯の茶碗の模様が言えますか」とあった。
 私は、毎日頂いているご飯の茶碗の模様が思い出せない。毎日手に取り、目の前で使っていながら、その模様が言えない。何とはなしのであい、粗末なであいをしているということだ。
 人間のであいも近頃こういうことになっているのではないだろうか。
・・・・・東井義雄(教育者)
 2014年 1月24日(金)  晴れ
 世界は、不確定な時代に入っています。拠るべき基準がないという時代です。じつに愉快な―自分たち個々が裸眼で自分なりの世界を見ることができる、あるいは見ねばならぬ―時代になっているのです。・・・・・司馬遼太郎
 2014年 1月20日(月)  晴れ
 アレクサンドル・デュマの『三銃士』の一説に「One for all,aii for one」という言葉がある。個人の利害を超えて皆のために考え、勝利のために全員で戦う意味と捕らえている。この精神を日立に浸透させ、ワン日立を実現したい。・・・・・ 東原敏昭(日立製作所社長)
 2014年 1月19日(日)  雪 
 伸びている会社には、必ず匠が何人もいる。何人匠がいるかで決まる。匠のいる会社は発展している。 「匠」とは最高の仕事をする人です。その匠という人は「3つの念」を持っています。 一つは、「執念」。成功するまではやめないという執念。なさずんばやまず、という強き思いです。 二つ目は、「丹念」。丁寧。真心を込めるということです。仕事に手抜きをしないことが丹念です。三つ目は「情念」。思いやりがないといい仕事はできません。コミュニケーション能力です。・・・・・田中昇一(経営コンサルタント)
 2014年 1月17日(金)  曇り時々雪 
 この世の中そのままがわれわれにとっては道場であります。生れて死ぬまで人間は修業しているものと思われます。それは「使い方」の修業です。身体の使い方。心の使い方。金の使い方。力の使い方。知恵の使い方。鮮やかな使い方。正しい使い方。自然に添う使い方。気持ちよい使い方。――それを毎日修業する。そのための人生は心づくりの道場であると思います。・・・・・常岡一郎
 2014年 1月16日(木)  曇り
 家内の足の裏をもむことになった。家内をもらって38年目、家内の足の裏を見たのは初めてのこと。少しは可愛らしい足の裏だろうと思っていたら、指がひろがり、がめつい足の裏。
 家に来てくれたときは、もう少しは可愛らしい足の裏だったのだろうが、山奥の私の家へやって来て、毎日毎日、お仏飯を炊く薪を拾いに山に通い、私に代わって、畑を耕し、作物を作り、肥しを運び、やってるうちに、こんな足の裏になってしまったのだろう。気が付いた時には、本気で手を合わしていた。初めて本当の家内にであった気がした。・・・・東井義雄(教育者)
 2014年 1月13日(月)  曇り時々雪 
  虫の付いた樹はいちど根から伐(き)るがいい、そうすればひこ生えの出ることもあるし、そうでなくとも、立ち腐れにしておくよりさっぱりするだろう。・・・・・山本周五郎
 2014年 1月10日(金)  曇り時々雪 
 まむし・・・・・東井義雄
 人を噛んだまむしだけが、まむしだはない。いつ人を噛むかもわからないまむしもまむしだ。
 万引きをした人だけがいけないのではなく、ことのはずみによっては万引きをしかねない私もいけない奴だ。
 泥棒や死刑囚になる可能性だって、私の内部には、
 今もちゃんとその機会をねらっている。
 2014年 1月 6日(月)  晴れ
 自己維新(自分自身を維れ新ためる)するために大事なことは、「与える人になる」ということです。会社がなにかしてくれないとかそんなことばっかり言っている人は子供と同じです。ケネディという大統領がいいました。「国家が自分に何をしてくれるかを問うな。自分が国に何ができるかを問え」と。自分が所属している組織のために何が出来るかを考える。自分が周りの人に何を与えられるかを考える。その視点を持つことがすでに維新です。・・・・・藤尾秀昭(致知出版社社長)

 きょうから、当会社の仕事始め。当社の今年一年のそれぞれの目標・・・・・自己維新
 2014年 1月 5日(日)  晴れ 
 根は水をやり過ぎても腐ってしまうし、いつも不足なく与えられてしまっても伸びない。自ら水を求めるからこそ、太い根を張り巡らすことができるのだ。いま若い社員を見ていると、決められたことだけをやって認められたいという人が多いように感じられる。しかし、他人を頼りにして成功などできるはずがない。・・・・・大東隆行(故王将フードサービス社長)
 2014年 1月 3日(金)  晴れ 
 家というものが絶対中心なんです。ところが今は、家が中心でない。家そのものが国家と同様というんじゃないが、家族の生活そのものが基本で、その延長として国があり民族があるという形は、現在は崩れてしまっている。だから、わかりにくいと思うけれどもね。・・・・・池波正太郎『男の系譜』
  2014年 1月 2日(木)  くもり時々雪 
 会社を好きになったこと、仕事を好きになったこと、そのことによって今日の私がある。・・・・・稲盛和夫

今年の私のキーワード「好き」と「匠」
  2014年 1月 1日(水)  くもり
 松樹千年翠(しょうじゅせんねんのみどり)・・・・・禅語
 
松の木の緑は千年の長い歳月を経ても風雪に耐え、少しもその色を変えないという意。千年の翠を保つがごとく我々も活力と正しい信念を持って人生を生き抜かねばならぬ。しかし松の緑は春には新しい芽をふき、古い葉を落としています。常に移り変わりながら、日々新たになりながら常に変わらざる姿を保つことの大事。じっとしているだけでは現状は維持できないという意味も含まれているのかな?
このページのトップへ
社長の一日一言のページへ