社長日記

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2005年12月


 2005年12月31日(土) 晴れ時々くもり
 ハワイ旅行へ行ったら、ホテルでずっと寝てはいないでしょう。せっかく来たんだから、日本に帰るまでマリンスポーツをしたり、買い物をしたり、いろんなことをして楽しむでしょう。それと同じで、せっかくこの世の中に生まれて来たんだから、与えられた時間を慈しんで精一杯充実した人生をつくっていきなさいと私は社員に言っています。・・・・・塚越寛(伊那食品工業会長)
 2005年12月30日(金) くもり時々雨
 企業ってのは、常に丁半賭ける厳しさがなかったらダメだ。厳しさを求めるからこそ、経営にモラルが生まれるし、モラルあればこそ活力が生まれる。・・・・・中坊公平
 2005年12月29日(木) くもり
 世は絵で言えば、一幅の画布である。そこに筆をあげて絵を書く。何を書くか?志をもって書く。志とは、男子がそれぞれ持っている人生の主題(テーマ)というべきものである。主題と工夫というのが、河井継之助のいう志という意味である。・・・・・司馬遼太郎
 2005年12月28日(水) くもり時々雪
 神は至公至平であって、神の天秤は、何人においても例外なく平衡ですが、ただそうと気付かない人には、水平でありながら、それが水平と分からないのです。水平と分からないのは、もともと水平と信じないからです。そうしてこのような神の天秤の公平さが、形の上に現れたものが、すなわち世の中は正直ということになるわけです。・・・・・森信三『修身教授録』
 2005年12月27日(火) 雪
 「傅家賃」(家訓)・・・・・安岡正篤
1、 わが幸福は祖先の遺恵、子孫の禍福は我が平生の所行にあること、己に現代の諸学にも明らかなり
2、 平生・己を省み、過ちを改め、事理を正し、恩義を厚くすべし。百薬も一心の安きに如かず。
3、 良からぬ習慣になれるべからず。人生は習慣の織物と心得べし。
4、 成功は常に苦心の日にあり。敗事は多く得意の時によることを覚るべし。
5、 事の前にありては怠惰、事に当たっては粗忽、これ百事ならざるゆえんなり。天才も要するに勤勉のみ。
6、 用意周到なれば機に臨んで惑ふ事無し。信心積善すれば変に遭うて恐るることなし。
7、 不振の精神・退廃せる生活の上には、何ものをも建設するあたはず。永久の計は一念の微にあり。 
  
 2005年12月26日(月) 曇りのち雪
人間は自分がここに人間として生をうけたことに対して、多少なりとも感謝の念の起こらない間は、真に人生を生きるものといいがたい。・・・・・森信三『修身教授録』
剣道には「打って反省、打たれて感謝」という言葉があります。・・・・・栄花直輝(剣道家)
 2005年12月25日(日) 曇りのち晴れ
 経営とは、世の中にとって何か新しい価値を生み出すことであり、管理の目的は現状を維持する事です。経営が管理に堕した時に企業の輝きは急速に色あせていくのです。・・・・・松本冠也(パイオニア会長)
 2005年12月24日(土) 雪のち曇り
 出る杭は打たれるのではなく、出ない杭は地中で腐るだけ。・・・・・蓬莱務(兵庫県小野市長)
 2005年12月23日(金) 大雪
 多くの国民の上に立つ者(施政の任にある者)は、いつも自分の心をつつしみ、身の行いを正しくし、おごりやぜいたくをいましめ、むだをはぶきつつましくすることにつとめ、仕事に励んで人々の手本となり、一般国民がその仕事ぶりや生活を気の毒に思うくらいにならなければ政府の命令は行われにくいものである。しかしながら今、維新創業の時というのに、家をぜいたくにし、衣服をきらびやかにかざり、きれいな妾をかこい、自分一身の財産を蓄えることばかりをあれこれと思案するならば、維新のほんとうの成果を全うすることはできないであろう。今となっては戊辰の正義の戦いもひとえに私利私欲をこやす結果となり、国に対し、また戦死者に対して面目ないことだと言ってしきりに涙を流された。・・・・・遺訓第4条(西郷南州現代語訳)
 (人の志というものは幾度も幾度もつらいことや苦しいめに遭(あ)って後はじめて固く定まるものである。真の男子たる者は玉となって砕けることを本懐とし、志をまげて瓦となっていたずらに生き長らえることを恥とする。
それについて自分がわが家に残しおくべき訓(おしえ)としていることがあるが、世間の人はそれを知っているであろうか。それは子孫のために良い田を買わない、すなわち財産をのこさないということだ。)という七言絶句の漢詩を示されて、もしこの言葉に違うようなことがあったら、西郷は言うことと実行することと反していると言って見限りたまえと言われた。・・・・・遺訓第5条(西郷南州現代語訳)
 2005年12月22日(木) 大雪
 「天ぷらを揚げるには、40度の油に何時間つけていてもクッタリするだけでしょう。ところが、170度にすると、3分かそこらで一気にカラッと揚がる。そこまで到達するエネルギー、熱意を出さない限り、いつまでたっても天ぷらは揚がらない」・・・・・森下篤史(テンポスバスターズ社長)
 2005年12月21日(水) くもり
 おかしなものだ。癖というやつは。人間というものは、自分に癖があるとは、全然気づいていないのだ。【一般に個性だなどと改まって取り沙汰される特色の、ほとんどは単なる癖にすぎない。自分の癖を徐々に矯正する習慣を身につけるべきである。いじける必要はない。まだ眠りに入らない僅かな時間、一日の出来事を思いおこしてみるだけで十分と思われる。】・・・・・アガサ・クリスティ
 2005年12月20日(火) くもり
 僕は、幸不幸はすべて人と人とのつながりの中にあるものであって、一人だけでは幸せも不幸せもあまり感じないんじゃないかなと思うんです。どんなにおいしいものを食べても、一人では味気ない。誰かと一緒に食べて半分ずつになっても、「おいしいね」と一緒に言える人がいることで、喜びや幸せは感じられるものだと思うんですね。・・・・・鎌田實(諏訪中央病院名誉院長)
 2005年12月19日(月) 雪
 賢人やたくさんの役人たちをひとつにまとめ、政権が一つの方針にすすみ、国がらが一つの体制にまとまらなければ、たとえりっぱな人を用い、上に対する進言の路を開いてやり、多くの人の考えをとり入れるにしても、どれを取り、どれを捨てるかにつき一定の方針がなく、あらゆる仕事はばらばらでとても成功どころではない。昨日出された政府の命令が今日は早くも変更になるというようなのも皆、統一するところが一つでなく政治の方針がきまっていないからである。・・・・・遺訓第2条(西郷南州現代語訳)
 政治の根本は学問をさかんにして教育を興し、軍備をととのえて国の自衛を強化し、農業を奨励して生活を安定させるという三つにつきる。その他いろいろの事がらは、みなこの三つのものを助長するための手段である。 この三つのものの中で、時代により、あるいは時のなりゆきによってどれを先にし、どれを後にするかの順序はあろうが、この三つのものをあと回しにして他の政策を先にするというようなことが決してあってはならない。・・・・・遺訓第3条(西郷南州現代語訳)
 2005年12月18日(日) 雪
 政府にあって国のまつりことをするということは、天地自然の道を行なうことであるから、たとえわずかであっても私心をさしはさんではならない。だからどんなことがあっても心を公平に堅く持ち、正しい道を踏み、広く賢明な人を選んで、その職務に忠実にたえることのできる人に政権をとらせることこそ天意すなわち神の心にかなうものである。
 だからほんとうに賢明で適任だと認める人がいたら、すぐにでも自分の職をゆずるくらいでなくてはいけない。従ってどんなに国に功績があっても、その職務に不適任な人を官職を与えてほめるのはよくないことの第一である。官職というものはその人をよく選んで、授けるべきで、功績のある人には俸給を与えて賞し、これを愛しおくのがよい、と翁が申されるので、それでは尚書(中国の最も古い経典、書経)仲(き)(殷の湯王の賢相)の誥(こう)(官吏を任命する辞令書)の中に「徳の高いものには官位を上げ、功績の多いものには褒賞を厚くする」というのがありますが、徳と官職とを適切に配合し、功績と褒賞とがうまく対応するというのはこの意味でしょうかとたずねたところ、翁はたいへんよろこばれて、まったくその通りだと答えられた。・・・・・遺訓第1条(西郷南州現代語訳)
 2005年12月17日(土) 雪
 運命とは何である。時計の針の進行が即ち運命である。・・・・・幸田露伴
 2005年12月16日(金) くもり
「神が人間を多種多様に分かったのは、相互に扶助させようとするためである」「われわれは短い時間を持っているのではなく、実はその多くを浪費しているのである。」・・・・・セネカ(ローマの哲学者)
 2005年12月15日(木) くもり
 迷うようなことに、迷うな(なぜ迷うかと言えばこちらに欲があるからである)・・・・・石川一郎(経団連初代会長、石川六郎氏の父)
 2005年12月14日(水) 雪
 現代社会は、選択の連続。ジーンズ一つ買うにしても何十種類もあり、これらをいちいち考えて選択しなければならない。選択の幅が広がり、その自由度が増すにつれて人々の生活は快適度を増したかというと、決してそうではなく、限られた時間的制約の中で選択にどう向き合うかにより、幸福にもなり、不幸にもなる。・・・・・バリー・シュワルツ  (選択肢があまりにも多い現代、とても考えさせられる。)
 2005年12月13日(火) 雪
 何をして稼ぐかという事は、あまり重要でない事に気づきました。大切なのは手にしたお金をどうするかということ。他に与えるために稼ぐ。そう、頭を切り替えたとき、スーッと納得できました。たどってきた道のりは決して無駄じゃない。だって、ピザーラという土台を築けたからこそ、与える事が出来るのだから。・・・・浅野秀則(ピザーラ社長)
 2005年12月12日(月) 雪時々雨
 無知を恐れてはいけない。それよりも偽りの知識を恐れよ・・・・・パスカル
 2005年12月11日(日) 雪時々雨
  一生懸命働いたあと損失感はない。対して、怠けたあとの損失は実に莫大である・・・・・松下正寿(立教大学総長)
 2005年12月10日(土) 雨
 幼い頃は貧しくて、何ひとつ思いどおりにならなかったけれど、おかげでちょっとしたことでも満足できるようになったし、変な欲に悩まされずにすんでいるんだ・・・・・スティーブ・チャン(トレンドマイクロ創業者)
 2005年12月 9日(金) 雨
 暗くならなければ、星は見えない・・・・・チャールズ・オースティン
 2005年12月 8日(木) 雨
 今日一善を行い、明日一善を行い、積もれば大徳となる。怠るべからず・・・・・中井竹山
 2005年12月 7日(水) 雨のちくもり
 いろんなトコで、いろんな顔を出してますが、やっぱり落語をしている時が、一番男前だと私は思ってます。・・・・・立川談志
 2005年12月 6日(火) 雨ときどき雪
 親を親しみ、恩をたっとばん。・・・・・周公旦(親しいものを親しくする。親とは親子・兄弟・あるいは朋友・知己といった、人間の不思議な、得難い縁によって結ばれたものを言うので、その親を親しくする、粗末にしない。)
 2005年12月 5日(月) 雨ときどき雪
 私は商売ってそんなに難しいことじゃないと思うんです。言ってみればお客様が抱えている問題を誰よりもうまく解決して差し上げるという点では、サービス業はすべて同じです。・・・・・小田偵彦(加賀屋社長)
 2005年12月 4日(日) 晴れ
 つまらん遠慮をせず、いらん気をつかわず、自分の信ずることを堂々と実行しなさい。ダンテの神曲にある。「汝は汝の道を行け、人の語るにまかせよ」・・・・・『生きよう今日も喜んで』平澤興
 2005年12月 3日(土) 雨+初雪
 人の一生は、たかが50年そこそこである。いったん志を抱けば、この志に向かって事が進歩するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。たとえ、目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。・・・・・坂本竜馬
 2005年12月 2日(金) 雨
 常に自分のあるべき姿を求めることです。これが根本です。そうすれば、人間に対する関心や好奇心が自ずと旺盛になる。卑しくない人間であろうとする矜持(きょうじ)が育つ。それが大局をつかむ力になる。・・・・・城山三郎
 2005年12月 1日(木) 晴れ
 人間の偉大性はお金や社会的地位だけでは決してなく、誰を守ったのかで決まると思うのです。・・・・・田舞徳太郎(日本創造教育研究

2005年11月


 2005年11月30日(水) 雨大荒れの天気
 現代に生きる我々にとって、人格を高めるための試練は日々、目の前にあります。それは自分の仕事に打ち込むことです。どんな仕事であれ、誰にも負けない努力を重ね、とことんまでやり抜く。働くことは、仏教の教えでは「精進」です。・・・・・稲盛和夫
 2005年11月29日(火) 雨大荒れの天気
 パーソンはラテン語では「ペルソナ」ですが、その語源として二つのことが挙げられてきました。一つは「ペル・セ」。つまり「自らによって」という言葉といわれます。自律という意味です。もう一つは「ペル・ソーノ」だともいわれます。「響き渡る」というなどの意味です。「共鳴」「共感」「思いやり」といったことに連なります。つまり自律や思いやりがなければパーソンではない。「人でなし」ということです。・・・・・野尻武敏(神戸大学名誉教授)
 2005年11月28日(月) 晴れ
 某個人庭が完成。蹲は滝石。織部灯篭(岡崎産)と飛石(甲州鞍馬石)、御簾垣(プラ竹)の組み合わせで、施主がお茶をやっているので、幅約2mの所に茶庭を作る。

 私は人の悪口を言わないようにしている。誰についても私が知っている全ての長所を言うように努めている・・・・・ベンジャミン・フランクリン(政治家)
 2005年11月27日(日) 雨のち晴れ
「上天気の日に風のことなど考えてもみないのは、人間共通の弱点である。」「運命の女神は積極果敢な行動をとる人間に味方する。」・・・・・マキャベリ(哲学者)
 2005年11月26日(土) 晴れ
 人間の力なきことと心理の無限無窮なる事とを知る者は、思想のために他人を迫害せざるなり・・・・・内村鑑三『キリスト信徒のいさめ』(人間は思想を楯に無残な殺戮を繰り返し、現在も一向に衰えを見せない。キリスト教が魔女狩りと十字軍遠征時代を頂点に沈静に向かえば、続いて共産主義が勃興し、今はイスラム教が集団虐殺に大義名分を与えている。)
 2005年11月25日(金) 曇りのち晴れ
 上善(じょうぜん)は水の如(ごと)し【水は円い器に入れると円く、四角い器に入れると四角になり、相手次第でいかようにも形を変えていく。人間も、そういう柔軟性・素直さを持つことが大事。もう一つの意味は、水は高いところから低いところに流れる。つまり、あえて人の嫌がる低いところに身を置こうとします。人間も、その謙虚さに学ばねばならない。】・・・・・老子(注釈 守屋洋)
 2005年11月24日(木) 曇りのち雨
 日産の仕事は、丁度植木屋稼業と似通っている。色々の種子や苗を仕入れてきて、適当に日光を与え、水をやり、肥料を施しなどして育て上げ、その草木に、花が咲き、果実が実るやうになれば、花や果実を株主に配当する。また枯れかかった珍木や、日陰で伸びない佳草が見つかれば、これを安価に仕入れて、土を変え、手入れを施して培養することもあり、更に桃の木の台に接木して、梅の花を咲かせる術も心得ている。また配当として、花や果実(子会社の配当金収入に基く親会社配当の意)を差し出すばかりでなく、美花や良果を得るに到った卉木(きぼく)そのものを根こそぎ売り放つ場合(プレミアム稼ぎのこと)もある。・・・・・鮎川義介(物の見方考え方)日産グループ創始者
 2005年11月23日(水) 晴れ
 大事は軽く、小事は重く・・・・・中山素平
 2005年11月22日(火) 晴れ
 寸陰を惜しむ。こういう心がけを持てば、どんな境地にあっても勉強のできないことはありません・・・・・安岡正篤
 2005年11月21日(月) 晴れ
 お天道様には勝てない・・・・・晴被留作(なんだかんだといっても、自然に対して人間の力は微々たる物である。もっともらしい理屈に迷わされないため、肝の底にしっかり思い定めるべき。)
 2005年11月20日(日) 晴れ
 人は不正直なのが一番いけない。青年にとって一番貴いのは正直な態度である。「正直」とは自らも他人も欺かないことだ。他人を欺かないのは簡単だが、自分を欺かないのは一番難しい・・・・・井原隆一(経営評論家)
 2005年11月19日(土) 雨時々くもり
 日本人は鎌倉の例外を除いて非常に平面的である。海外では、彫刻が多く作られたが、日本では、鎌倉期だけである。京都の竜安寺に石だけでできた庭が在ります。あれを眺めていると、日本人の心が分かってくる。なぜかというと、あれは絵画と彫刻のあいのこであって、レリーフのようなものです。ちょっと凹凸のある平面。日本人がやっと凹凸の芸術をつくっても、あの程度であります。・・・・・司馬遼太郎
 2005年11月18日(金) 晴れのち雨
 人はおのれにないものを感ずる事が出来ない。自らのうちに善を持たない者は人の善を感ずることが出来ず、偉大さを持たない者は他の偉大さに無感動であり、神を持たない者は神を信ずることは出来ない。・・・・・上杉謙信
 2005年11月17日(木) 晴れ
 他人に意見して、その欠点を改めさせると言う事は大切なことで、大慈悲の心にもかない、ご奉公の第一である。意見をするには、ずいぶん苦心しなければならない。他人がやった事について善悪を判断するのは簡単なことだ。しかし、その人の良いところを褒め上げ、元気を出させるように気を配り、自ら望んで欠点を直させるよう仕向ける工夫が必要である。・・・・・山本常朝『葉隠』
 2005年11月16日(水) くもりのち晴れ
 人は善くも言われ、悪くも言われるのがよい・・・・・三宅雪嶺(人は初め悪く言われて、当初は不可解であった理由を探り当てようと努力するうちに成長する。)
 2005年11月15日(火) 雨のち晴れ
 初心忘るべからず・・・・・世阿弥(世阿弥のこの遺訓は「けっして初心の真面目な覚悟や情熱を忘れるなという道徳的な教えではない。むしろ初心の芸がいかに醜悪であったか、その古い記憶を現在の美を維持するために肝に銘ぜよという忠告なのである。・・・・・山崎正和」)
 2005年11月14日(月) 雨
「人は何によって知られたいかを自問自答しなくてはならない。そして、その答えは年を取るごとに変わっていかなければならない」「本当に知られるに値することは、人を素晴らしい人に変えることである」・・・・・P・F・ドラッカー
 2005年11月13日(日) 晴れ
「リーダーたることの要件は、リーダーシップを地位や特権ではなく責任を取ることである。」「形にこだわることなく、インパクトを求めなければならない。賢くあろうとせず、健全であろうとしなければならない。」・・・・・P・F・ドラッカー
 2005年11月12日(土) 雨のち晴れ
怖れるな。怖れることは怖れることを引き寄せる。・・・・・キリスト
 2005年11月11日(金) 晴れ
「人間どうしは逢ったときが正月だ」「ある一人の人間が、その能を生かすためには、能のない幾十人という人間が、眼に見えない力をかしている」・・・・・山本周五郎
 2005年11月10日(木) 晴れ
 一流の人は明るい人である。その明るさには、太陽のような明るさもあるし、月のような明るさもある。・・・・・『生きよう今日も喜んで』平澤興(元京都大学総長)
 2005年11月 9日(水) くもり時々雨
 素直に反応してくれる選手が一番伸びます。素直さは重要な素質です。赤とインプットしたら赤く染まるような選手は強くなります。・・・・・平井伯昌(北島康介選手コーチ)
 2005年11月 8日(火) 雨
 人間、立場が変わり、人の上に立つようになるにつれて、やったことはもちろん、やらなかったことについても、必ず批判されずにはいられない。ならば、自分が正しいと思ったことはやるべきである。・・・・・佐々木隆(JTB社長) 
 2005年11月 7日(月) 曇り
 自分の目を曇らせることなく、依存することなく、政治や不況のせいにせず取り組んで欲しい。そうすれば自分のするべきことは必ず見えてくるものです・・・・・鈴木敏文(イトーヨーカドー会長)
 2005年11月 6日(日) 曇りのち雨
 うつはものは垢つかざるよう日々きよむべし。よその道具の批判せず持伝へしを手入すべし。掃除は日々たるべし。さはらざらん蜘蛛の巣など取尽くすべからず。釜の湯一ひさしくまば一ひさし半をさすべし。客に対するも茶をたつるも法にはなれず、またなづまず、ほどをうるを第一とすべし。あしきと思ふ道具のよき所を見、よきとおもふうちにあしき所を見るべし。・・・・・松平定信『茶の湯の道』
 2005年11月 5日(土) 晴れ
 ただ人は情けあれ 朝顔の花の上なる露の世に・・・・・『閑吟集』(情けは今で言う愛と誠をあわせ包むものであり、短い一生の間を、人間同士のぬくもりある情と情との結びつきを大切にせねばならない。)
 2005年11月 4日(金) 晴れ
 左の写真は、本日完成した某庭園の写真である。庭に御影石の張石のスペースを設け、施主がバーベキュー等を楽しめる場を設置する。


真剣になって見よ、キザなおしゃれが出来るものではない。
真剣になって見よ、人の悪口など言えるものではない。
真剣になって思ってみよ、親を大事にせずにはおられない。
真剣に考えて見よ、その日その日をグズグズして暮らせはせぬ。
真剣に思って見よ、誰も彼も懐かしい人ばかりだ。
真剣に案じて見よ、自分の心の姿があまりに醜い事に気がつく。
気がつくからあるいは書物を読み、あるいは修養会に出て、あるいは師を求め、あるいは友を求めて、
少しでも伸びる様にせずにはいられない。
修養しようという志のない人は、自分をつまらないと思うからだ。
つまらないと思うのは真剣になって自分をながめぬからだ。     ・・・・・中崎辰九郎
 2005年11月 3日(木) 雨
 「年金もらわないバッジ」を作って余裕があるのに年金を受け取る人に恥ずかしい思いをさせたほうがいい。僕が純金バッジを作ってあげようか?」・・・・・竹田和平(竹田製菓会長タマゴポーロ・麦ふぁーで有名)
 2005年11月 2日(水) 晴れ
 人間は日常茶飯事、他の人間に見られている。目に見える華やかな手柄よりも、さりげない日常の一こま一こまの方が、見ている人の胸三寸に響くであろう。火事場働きのような活躍を、人は瞬時の馬鹿力と見て信用しない。世間が注目するのは個人の自然体である。我が国ではこれ見よがしの売り込みが昔から嫌われた。肩に力の入っていないとき、人の正味の値打ちが測られるのである。・・・・・谷沢永一(関西大学名誉教授)
 2005年11月 1日(火) 晴れ
 今日は快晴のため、某個人庭を完成させる。写真は、後日のお楽しみ。主に芝生を主体とした庭であり、半分は家庭菜園を作る。

2005年10月


 2005年10月31日(月) 雨のちくもり
 数え切れないほど多くの人々が、年齢を問わず、他人への憚(はばか)りということで自分の一生を台無しにしてしまっている。これも批判を恐れてのことである。どんなに相手が立派で、高潔な人物であれ、あなたの正当な希望をあきらめさせたり、あなたが自由に生きる権利を侵害することはできない。自然の法則に照らし合わせても、そのようなことができる何の根拠もないのだ・・・・・ナポレオン・ヒル
 2005年10月30日(日) 晴れ
「人は誰でも灯(ともしび)をもっています。その灯を見せびらかさなくても、(灯をもっている人どうしが)微笑を交わしあう。」「皇室とは、祈(いのり)です。祈りとは、ある大切なことに対して、長く心を寄せ付けることであります。」・・・・・紀宮様
 2005年10月29日(土) 雨
 人は一人一人自分の人生を生きているので,他人がそれを充分に理解したり,手助けしたりできない部分を芯(しん)に持って生活していると思う。・・・そうした部分に立ち入るというのではなくて,そうやって皆が生きているのだという,そういう事実をいつも心にとめて人にお会いするようにしています。誰もが弱い自分というものを恥ずかしく思いながら,それでも絶望しないで生きている。そうした姿をお互いに認め合いながら,懐かしみ合い,励まし合っていくことができれば・・・皇后様(美智子さま)
 2005年10月28日(金) 晴れ
「すべて成功するには、失敗の原因を外に求めず、己れに求めることが大切である。」「人のやらぬこと、やれぬことのみをやった。それで成功したのである。」「それまでに経験した失敗は、人生観を見出すための月謝と思えば、安いものだ。」・・・・・堤康次郎(西部グループ創業者)
 2005年10月27日(木) 晴れ
 「なぜ仕事をするのか」というテーマなど、最も重要な意味を忘れ、現代人は自らのテーマのために闘うことをしなくなったのです。この十年に限ってテーマがないんです。それは成果主義の中では、早く成果を出さなきゃ、早く結果を出さなきゃ、つまり、短期間で何でも良いから利益を生まなきゃというふうに、企業も社会全体も焦り始めたんだとおもうんです。・・・・・今井彰(NHK「プロジェクトXチーフプロデューサー)
 2005年10月26日(水) 晴れ
 すべて真実で美しいものには、つねに、いっさいをゆるすという、大らかなものがあふれている・・・・・ドストエフスキー
 2005年10月25日(火) 晴れ
「教えることは実に教えられることである。」「団体を考えない個人も、個人を考えない団体も、実は空のものである。所詮個人も団体も全体の両面に過ぎないのである。従って全体の要求と個人の主張とが一致する所に、真の正義が存立するのである。」・・・・・西晋一郎
 2005年10月24日(月) 晴れ
 聞いてあげるということは、自分の時間をその人に渡すということです。相手のために時間を使えた時には、相手に優しくなれるわけです。そう考えると、生きていることはまさに時間であり、生き物は何がつくってきたのかといったら38億年の時間がつくったといえると思います。その時間を捨象する社会をつくるのは恐ろしいことです。・・・・・中村桂子(JT生命誌研究館館長)
 2005年10月23日(日) 曇りのち雨
 「男らしさ」とは何かといえば、責任感の強さと、見通しのきく眼力です。それに「女らしさ」の特質は、すなおさとやさしさにあるといえましょう。・・・・・森信三
 2005年10月22日(土) 曇りのち雨
 我々は、他人に幸福を分け与えることにより、それと正比例して自分の幸福を増加させるのだ・・・・・ベンサム
 2005年10月21日(金) 晴れ
 言われる前にできる人は価値が10倍である。言われなければできない人は100分の1しかない。・・・・・永守重信(日本電産社長)
 2005年10月20日(木) くもり
 『理屈ぬきで形から入る。』理屈をこねるのは、あくまでも現在の自分にこだわるということです。自分が構築した殻の中だけで対処し、処理していこうという身構えが理屈になるのです。理屈を言っている限り、新しい世界は視野に入ってきません。広がりのある視野。これこそプロとして欠かす事の出来ない資質であります。
 形から入るには先入観を振り払わなければなりません。つまり、自分を捨てるということです。真っ白になってピタッと決まる形を身につける。それがプロの出発点となるのです。・・・・・山崎武也 ビジネスコンサルタント
 2005年10月19日(水) くもり
 神様じゃないのだから、何でも成功するなんてあり得ない。同じくらいの能力を持っている人間なら、おっちょこちょいでも失敗する人間を買います。失敗しないというのはチャレンジしていないということですから・・・・・長谷川耕造(グローバルダイニング)
 2005年10月18日(火) くもり
 「一時一事」 そのときどうしてもなさなければならぬ唯一の事柄に向かって、全力を集中し、それに没頭する。そのためには、現在自分のなすべき仕事のうち何が一番大切であるか、何から片付けていったらよいかということを、まず見定めなければなりません。そして、自分が現在なさなければならぬと分かった事をするために、それ以外の一切の事は、一時思い切って振り捨てる。・・・・・森信三『修身教授録』
 2005年10月17日(月) 晴れ
「目標を達成したという事実はもとより嬉しいが、自分は頑張ったんだ、という実感のほうがもっと嬉しい。」「真の音楽家とは音楽を楽しむ人であり、真の政治家とは政治を楽しむ人である」・・・・・アリストテレス
 2005年10月16日(日) 小雨のち雨
 通俗作品は、軽薄であっても真情あふれていなければならないと思う。入口は低く広くて、誰でも招き入れるが、出口は高く浄化されていなければならない。貧乏ゆすりの肩代わりや、低劣をそのまま認めたり、力説したり、増幅するものであってはならない。ぼくはディズニーの作品がキライだ。入口と出口が同じ低さと広さで並んでいる。ぼくには観客蔑視としか思えないのである。・・・・・宮崎駿(映画監督)
 2005年10月15日(土) くもりのち雨
 言語、そして思想というものは明晰でなければなりません。そうでなければ自分も誤るし、人も誤らせることになります。・・・・・司馬遼太郎
 2005年10月14日(金) 晴れのち小雨
 『苦労が過大評価されることの最も深い理由は、次のようなところにあると考えられます。人間はたやすく手に入るものに対しては不信感をもち、自分が苦しみ、苦労して克ちとったものだけを自分の持物として、良心にやましいところなしに所有したいと望んでいます。』理屈から言えばエネルギーをすこしも消耗することなく獲得できた浮世の利得は、より深く感謝しなければならぬ筈なのに、そういう天から突然に降ってきた賜り物には、それを拝受した者の人間としての価値を保証する確かな刻印が押されていないと考えられる。・・・・・ヨゼフ・ピーパー[余暇と祝祭]
 2005年10月13日(木) 晴れ
 大事をなそうと思うなら、小事を怠るな。小事が積もって大となるのだ。大事を望んで小事を怠り、できそうにない難しいことを望んで、やればできるやさしいことをおろそかにするから、結局大事をしとげることができないのだ。・・・・・二宮尊徳
 2005年10月12日(水) 晴れ
 世の中に必要とされる会社にならなければいけない。世の中は量から質の時代になり、さらに質から温かみを求める時代に変わっている。・・・・・樋口武夫(大和ハウス会長)
 2005年10月11日(火) 晴れのちくもり
 人生は10段変速の自転車のようなもの。自分が持っているものの大半は使ってない・・・・・チャールズ・シェルツ
 2005年10月10日(月) くもり時々雨
「ビジネスで成功する一番の方法は、人からいくら取れるかをいつも考えるのではなく、人にどれだけのことをしてあげられるかを考えることである」「他人のために尽くすことだ。そうすれば、つまらない劣等感など、七月のとうもろこし畑にかかる朝露のように、跡形もなく消えうせてしまう。」・・・・・デール・カーネギー
 2005年10月 9日(日) くもり
 あなたは若くてハンサムで、金持のヨーロッパ青年を求めている。ぼくは若くもなく、ハンサムでもなく、貧乏だ。しかも妻がいる。けれどもあなたは女でぼくは男だ。おなかが減ったときにスパゲッティを出されたら、ビフテキが食べたくとも、スパゲッティを食べなさい。・・・・・デヴィッド・リーン
 2005年10月 8日(土) 雨
 人間は誰でも他人を警戒しながら生きている。だまされまいぞと身構えている。ゆえにいちばん安心するのはあの人物は素直だと認めた場合である。言う事に裏がないと安堵したときである。・・・・・谷沢永一(作家)『人間通』
 2005年10月 7日(金) 晴れ
 私は、人間というのは自分自身が発光体なのではなくて、遠くに御仏や神というものがあって、そこから来る光を月みたいに受けて輝くんだと思うのです。ですから、普段から心をしっかり磨いておくほどよっく輝くんですね。それが人間の任務かなと思うんです。・・・・・曽野綾子(作家)
 2005年10月 6日(木) 晴れ
 若い社員にどれだけ自分で将来の可能性に夢を持って仕事させるかが、管理職の仕事です。継続的に会社が成長するカギはどこまでも人材。日本で一番若者を育てる会社、と言われるようになりたいですね。それが僕の夢です。・・・・・原田永幸(日本マクドナルド社長)
 2005年10月 5日(水) くもり
 もし幸いにして仕事がうまく運んでいるときは二か条の感謝を旨とすべきであろう。第一には働き甲斐のある場所を与えられた幸運を喜ぶ。第二には己に何程かの能力があるならば、それは天からの授かり物であり預かり物であると歓ぶ。人間は遺伝子によって組みたてられ環境によって育てられる運命的な存在であり、あとはその条件をいかに活用するかだけが問題なのである。・・・・・谷沢永一『人間通』
 2005年10月 4日(火) 雨
 嫉妬心は宇宙根源の力によって人間に与えられた法則なのである。・・・・・松下幸之助【嫉妬心は宇宙の法則なのだから、これを取り除くことはできない。そこで、嫉妬心は狐色にほどよく妬(や)かねばならない。黒焦げまでゆくとこれはもう宜しくない。狐色に妬くと、かえって人間の情が高まる。】
 2005年10月 3日(月)くもり
 現代人の欠点は、自分の職業に愛と誇りをもっていないことである。多くの人が職業を必要悪、のろうべき苦役と考えている・・・・・ロダン(彫刻家)
 2005年10月 2日(日) 晴れ
 人は現状を見て、なぜこうなのかを問う。私はまだ実現していないことを夢に見て、なぜできないかを問う・・・・・ロバート・ケネディ
 2005年10月 1日(土)くもり
 説得とは、説得する人物が理屈・理論をこねまわし相手を屈服させることにあるのでなく、説得される側が自分の主体的意思で、行動方向(判断)を決めることを助けることにある。決して説得する側が判断を下してはいけない。・・・・・高峰啓一(脳力開発の人間学)

2005年 9月


 2005年 9月30日(金) 晴れ
 下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。・・・・・小林一三(阪急・東宝グループ創業者)
 2005年 9月29日(木) 晴れ
「悪い知らせは、早く知らされなければならない。」「成功の鍵は、的を見失わないことだ。自分が最も力を発揮できる範囲を見極め、そこに時間とエネルギーを集中することである。」・・・・・ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
 2005年 9月28日(水) 晴れ
“嗚呼、夙夜(しゅくや)勤めざるあるなかれ、細行(さいこう)をつつしまずんば、終(つい)に大徳を累(るい)せん。山をつくること九仞(きゅうじん)の功を一簣(いっき)に虧(か)く【王者たるものは、朝早くから夜遅くまで、常に徳にはげまなければならない。些細なことだといって慎まないと、遂には大きな徳をも傷つけ失うことになります。】山をつくること九仞(きゅうじん)の功を一簣(いっき)に虧(か)く【山を築くのには最後の一籠の土を怠っても山が完成したとはいえない。】・・・・・召公(しょうこう
 2005年 9月27日(火) 晴れ
 諦めるということは便利な言葉である。が、卑怯な言葉で、また怖ろしい言葉である・・・・・野上八重子
 2005年 9月26日(月) 曇りのち晴れ
 私は議論しない。議論などは、よほど重大な時でないかぎりしてはならぬといいきかせている。もし議論に勝ったとせよ、相手の名誉をうばうだけのことである。通常、人間は議論に負けても自分の所論や生き方は変えぬ生きものだし、負けたあと持つのは負けた恨みだけである。・・・・・坂本竜馬
 2005年 9月25日(日) 晴れ
人間は努力する限り、迷うものだ。・・・・・ゲーテ
 2005年 9月24日(土) 晴れ
 「心胆頭技」(心は温かくなきゃいかん。胆は太くなきゃいかん。頭は常に冷静でなきゃいかん。それから技というのは、スピーディーに動かなきゃならん。そしてこの中でも一番大切なのはやっぱり心である。)・・・・・大橋洋治(全日本空輸社長)
 2005年 9月23日(金) 晴れ
 経営者が学び得ないが、どうしても身につけておかなければならない資質が一つある。それは天才的な才能ではなくて、実はその品性である・・・・・ドラッカー
 2005年 9月22日(木) 晴れ
 最近、やりたいことが見つからない人が多いんでしょう。でも、急に目標を持てといっても無理だよ。俺たちの世代は子供の頃から偉い人の伝記なんか読んで、「よし、俺もこうなろう」と発奮してきた。つまり、夢を持つ心の習慣を持ってきたんだね。・・・・・斉藤実(ヨットマン)
 2005年 9月21日(水) 晴れ
 馬鹿と天才とは、この世に存在することはまれである。すべてが我々凡人の世界である。その中で半歩前に踏み出すことのできる勇気を持つことが大切である・・・・・中内功(ダイエー創業者)
 2005年 9月20日(火) 晴れ
経営者の資質・・・・・中内功(ダイエー創設者)
1. 仕事への信念。経営についての、確固たる信念を持って、先頭を走る経営者こそ、万軍の兵は従ってくる。経営者の信念は、一人一人の信念となる。
2. 勇気を要する。経営者は決意を下す人である。結論を出すのは経営者しかいない。四面楚歌になろうとも、自己の信念を貫き通すのが、経営者である。
3. 経営者は柔軟性を持て。確固たる信念と勇気は必要だが、それは独善であってはいけない。より正しいこと、より善いこと、より美しいことに対しては、謙虚に座を譲る姿勢が大切である。
4. 経営者は行動力を持て。すべてはここに結晶される。不退転の決意を心に秘めて、最も困難な仕事を受け持ち、陣頭に立って叱咤する経営者の姿こそ最も美しい姿である。全社員を心服させる力を持つ経営者がいる経営体は敵なしである。
 2005年 9月19日(月)雨のち晴れ
 大衆を対象にやっておれば、政治でもなんでも大衆に迎合するようになり、そのため低級になり、堕落して、まとまりがつかなくなてしまう。真の民主主義というものは、出来るだけ遺漏のないようにエリートを見つけ出して、これを養成し、組織して、そうして賢明な指導を行わしめて、大衆を向上させてゆくにある。従って民衆化すればするほどエリートが必要です。・・・・・安岡正篤
 2005年 9月18日(日)晴れ
 もし成功に秘訣があるとすれば、他人の立場を理解し、他人の立場から物事をみる能力を持つことである・・・・・市村清(リコー創業者)
 2005年 9月17日(土)晴れ
 「人間の幸福は、自由の中に存在するのではなく、義務の甘受の中に存在するのだ」(義務を遠ざけるのではなく、自ら積極的に引き受けることで、逆に限りない自由が与えられて幸せになる。)・・・・・サン・テグジュペリ
 2005年 9月16日(金)晴れ
 自分で幸福を感じている人は、それだけで満足し感謝するが、自分が幸福を感じないものは、他人に尊敬されたかったり、他人に報酬を求めたりする傾向になりやすい・・・・・武者小路実篤
 2005年 9月15日(木)晴れ
 夢を語るという行為それ自体が、聴き手に対して『気』を与えることになる・・・・・野田一夫(多摩大学名誉学長)
 2005年 9月14日(水)雨
 高い自尊心を持っている人は、自分を人より優れているように見せようとはしない。人と比較することによって自分の価値を見い出しているわけではないからだ。彼等の喜びは『自分らしくあること』なのだ・・・・・ナサニエル・ブランデン(心理学者)
 2005年 9月13日(火)晴れ
 よい種を畑にまけば必ず根付き、成功の枝が伸びていくことを信じて、われわれは働かなければならない。・・・・・サムエル・スマイルズ『自助論』
 2005年 9月12日(月)晴れ
 わが民族の将来と国家の前途を思うは人間の最も真剣なる感情であり、君国に忠、親に孝なるは最も現実的なる道徳である。之を離れては人類愛も世界的正義も空想に過ぎない。・・・・・西晋一郎
 2005年 9月11日(日)雨
 松下幸之助さんは小学校四年で仕事の道に入れられた。シャープの創業者の早川徳次さんは小学校を卒業して仕事の道に入れられた。私はなんと高等小学校まで出てしまった。それで仕事を覚えるのが遅すぎた・・・・・井植歳男(三洋電機創業者)
 2005年 9月10日(土)晴れのち雨
 一生懸命仕事をして成果を上げたからと言って、周りがもっと評価してくれるだろうとか、もっと良い処遇が受けられるだろうなどと、余計な期待は一切持つなということです。期待は不幸の種になります。自分以外の人からなるこの膨大な社会は、私を褒めるために存在するものではない、というのが僕のモットーです。他人の評価は期待せず、自分の信じた好きな道を歩いていくことが一番幸せだと思います。・・・・・谷沢栄一(関西大学名誉教授)
 2005年 9月 9日(金)晴れ
 若い人に可能性があるなんていうけど、そんなもんはないぞ。若いもんにあるのは時間だけや。年寄りよりも、より多くの時間があるってことだけ。勘違いすんなよ・・・・・吉野敬介
 2005年 9月 8日(木)晴れ
 将来の約束されたことや保証のあることをやっている人は、エネルギーが失われる。むしろ未来の何の約束もないこと、結果の保証のないことに対して一生懸命になる時、エネルギーが出る。・・・・・ロマン・ロラン
 2005年 9月 7日(水)くもり強風
 母は愛の対象、父は敬の方を分担するようにできておるから、子供を偉くしようと思えば、先ず親父が敬するに足る人間にならなければならぬ。これが一番大事なことです。だから子供はなるべく早いうちから親父の偉いところを見抜く努力がなければならぬ、少なくとも志がなければならぬ。又親父も倅にそれを悟らせるだけの内容を持たなければならぬ。・・・・・安岡正篤
 2005年 9月 6日(火)くもり
 人間もこの自分という一微小存在すら、国家全体に対しては、代理人のない一個独自の任務の存する事を自覚するに至って、はじめてわれわれの真の人生は始まるのです。・・・・・森信三『修身教授録』
 2005年 9月 5日(月)雨
「グリーン・イズ・グリーン」・・・・・環境は儲かる。世界的な環境規制の強化を踏まえれば、環境ビジネスは、千載一遇の好機である。・・・・・ジェフ・R・イメルト(ゼネラル・エレクトリック会長)
 2005年 9月 4日(日)くもり
 世間で誉めたりけなしたりするということは、もともと根拠がなく当てにならないものだ。それなのに、なんとかして他人に悪口を言われないように務めようとか、誉められるように努力しようなどという心があると、見せ掛けの恋ばかり心を遣うようになってしまう。つまり当てにならない評判をいちいち気にして行動するようになってしまう。そうなると、真実に対する心が日々薄くなってゆく。だから君主たるものは、自分の身を修め、真実を尽くすことにつきる。世間の噂などにこだわる必要は全くない。・・・・・吉田松陰
 2005年 9月 3日(土)晴れ
 自分がこの世の中に人間として生まれてきた事に対して、何ら感謝の念がないということは、つまり自らの生活に対する真剣さが薄らいで来た何よりの証拠ともいえます。我々は自分が自分に与えられている、この根本的な恩恵を当然と思っている間は、それを生かすことはできないからです。これに反してそれを「尊い」と思い、「元来与えられる資格もないのに与えられた」と思うに至って、真にその意義を生かすことができるのです。・・・・・森信三『修身教授録』
 2005年 9月 2日(金)晴れ
 乾いた土は私たちの心なんです。乾いた心に水をひたすら掛けつづける。これが人生なんです。・・・・・新藤兼人(映画監督)
 2005年 9月 1日(木)晴れ
 自分で薪を割れ、二重に温まる・・・・・ヘンリー・フォード

2005年 8月


 2005年 8月31日(水) 晴れ
 内省するだけでは、いかなる人間も、自分の本体を会得することは難しい。人間は人間と交わってのみ、自己を会得する・・・・・ゲーテ
 2005年 8月30日(火) 晴れ
 夫婦はお互い感心し合わなければいけない。ということは単なる肉体的・功利的関係では駄目だということです。純人間的関係、つまり精神的関係になって来なければ敬というものは生まれて来ない。これからの日本の男女共に相手に参らなければいけない。参らぬ様な恋愛はしないほうがよろしい。・・・・・安岡正篤
 2005年 8月29日(月) 晴れ
 子供の頃には感じるということで物事を学んでいけるのに、なぜか大人になると考えるということでしか学んでいけなくなる・・・・・ホムンクルスより
 2005年 8月28日(日) 晴れ
 限りある資産を頼りにするよりも、限りない資本を活用する心掛けが肝要である。限りない資本を活用する資格とは何であるか。それは信用である。信用はそれが大きければ大きいほど、大いなる資本を活用することができる。世に立ち、大いに活動せんとする人は、資本を造るよりも、まず信用の厚い人たるべく心掛けなくてはならない。」・・・・・渋沢栄一(明治期の大実業家)
 2005年 8月27日(土) 晴れ
 やはり、重要なのは、どういう貢献ができるのかとか、自分のやっていることに、やりがいを感じられるかどうかではないでしょうか。それに、お金というのは、大きなモチベーションにはならないとも思います。 結局、成功している人というのは、やっている中味に関心と情熱を持っていて、モチベーションというのもその中味から出てきているんです。壁にぶつかった時に乗り越えるには、自分たちの持っているビジョンに対する情熱で乗り越えるしかないんです・・・・・アレン・マイナー(初代日本オラクル社長)
 2005年 8月26日(金) 晴れ
 本当に幸せになる人は、どのようにして奉仕するかを探し求め、そしてそれを発見した人だけだ・・・・・アルバート・シュバイツァー
 2005年 8月25日(木) 晴れ
 これまでは「神様、助けてください」という人ばかりでした。だから自分の中の力を出せずに終わっている。外に頼ると、やはり弱くなりますからね。逆に「神様のお手伝いをしよう」という気持ちになると、中にいる神様が働きだすんです。これからはそういう時代なんです。・・・・・ありがとうおじさん
 2005年 8月24日(水) 晴れ
 前後を切断せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに将来に望みを属する勿れ、満身の力をこめて現在に働け・・・・・夏目漱石
 2005年 8月23日(火) 雨のちくもり
 傍観者ではダメである。どんな仕事でも、当事者になることが肝心である・・・・・藤田田(日本マクドナルド創業者)
 2005年 8月22日(月) 晴れのち雨
 『学ぶということは自ら覚(さと)ることだ』 なにかしら物を考えながら道を歩いておって、つい石に躓いたとします。その時にはっとして、自分が迂闊だったと気がつけば、その人は正しい。しかし大抵はそうなりません。こんちくしょう!とばかりその石を蹴飛ばす。尚その上に、どうかすると、どいつがこんなところにこんなものを置きやがった。と今度は人まで責めて、自分がうっかりしておったとはなかなか考えないものです。君子は必ず自ら反る、何事によらず先ず自分に反る。自分に反ってはじめて本当に自分を知ることが出来る。・・・・・中江藤樹
 2005年 8月21日(日) 晴れのち雨
 昨年42兆円の税収があって、今年また36兆円の国債を発行したと言うことは、個人に例えると年収420万円の人が360万円借金して780万円の生活をしているのと同じことです。借金を含め780万円の年収の人が、1億の借金をしているのと同じことになります。・・・・・鳥羽博道(ドトールコーヒー社長)
 2005年 8月20日(土) 晴れのち雨
 経済という言葉は、経世済民の略だ。つまり乱れた世の中をととのえ、苦しんでいる民を救うという意味だ。したがって、経済というのは単なる銭勘定だけではない。そこに、はっきりと人道が据えららている。・・・・・横井小楠
 2005年 8月19日(金) 晴れのち雨
 X+Y+Z=成功、で、Xが仕事、Yが遊び、Zは口を閉じておくこと。・・・・・アインシュタイン
 2005年 8月18日(木) 晴れ
 人にものただ遣(や)るにさえ上手下手・・・・・柳多留(人にプレゼントを善意でする以上、相手は素直に喜ぶのが当たり前であろうと、思い込んでかかるのも無理はあるまい。だが人間に対しては微妙な配慮が必要である。)
 2005年 8月17日(水) 晴れ
 生きるという人生が一つあって、仕事という人生が別にあるのではなくて、一体なんです。生きることが仕事であり、仕事が要するに生きるということに結局なるんです。ですから、どんな仕事であれ、自分の仕事に敬意を払わなければならない。仕事は人生そのものなんです。・・・・・新藤兼人(映画監督)
 2005年 8月16日(火) 晴れ
 今の人たちは、プロセスによって自分を鍛えてゆこうとか、プロセスによって自分がいろんなものを得ようということが無い。だから、道が見つからないのです。・・・・・池波正太郎
 2005年 8月15日(月) 曇り
 「南無妙法蓮華経」まず自分自身を蓮華のごとく、清く尊いものにする。そして自分のいる家、自分のいる辺境、即ち一隅、これをすべて妙法蓮華、あの美しい蓮華のような理想の世界にするということである。・・・・・訳 安岡正篤
 2005年 8月14日(日) 曇りのち雨
 父母への敬意は、人間形成の要になるもので、これがあやふやであれば、いかに立派な事を目指しても砂上の楼閣である。・・・・・安岡正篤
 2005年 8月13日(土) 曇り
 人間、学問に志すというのは、道に志すものでなければならぬ。ところが今の学問は、己の知恵を磨くより、人に誉められたいという名誉心、はなはだしきは、金銭のために学問をするということで、その志たるや実に卑しい・・・・・中江藤樹
 2005年 8月12日(金)雨のち曇り
 顔は自分の顔であって、自分だけの顔ではない。人々から見る顔でもある。全体としていつでも明るい顔は、心に明るさをもっているからである。明るい顔は、明るい心。明るい心は、やすらぎの心、感謝の心である。それは人を明るくし、自分の健康を保つためにも一番大事なことである。習慣的に、明るさを身につけることである。常に明るくあるためには長い修練が必要である。・・・・・平澤興(元京都大学学長)
 2005年 8月11日(木)晴れ
「徳とは無類の明るさのことである」知識や技術は徳ではない。明るく、人好きで、世話好きで、人に尽くすことができる人こそ、徳ある人なのである。ゆえに徳ある人は元気がいい。・・・・・安岡正篤
 2005年 8月10日(水)雨のち晴れ
 今の若い世代は、豊かな生活をしてきた分、目の色を変えて勉強し、何かを成し遂げるという勢いが希薄になっています。志が不在で、「なにをやっておくと有利か」みたいな風潮がある。これは我々の責任ではありますが。・・・・・小島順彦(三菱商事社長)
 2005年 8月 9日(火)晴れ
 一個人がいかに富んでも、社会全体が貧乏であったら、その人の幸福は保障されない。その事業が個人を利するだけでなく、多数社会を利してゆくのでなければ、決して正しい商売とはいえない。・・・・・渋沢栄一(明治期の大実業家)
 2005年 8月 8日(月)晴れ
 今日の選択が明日の自分を決定する。私達は、選択の力を通じて自分の人生を作り上げていくのだ・・・・・キャシー・スミス
 2005年 8月 7日(日)晴れ
 私たちが不死の存在だったら、私たちは何でも出来ただろう。しかし、またきっと何もかも後回しにすることも出来ただろう。人間は、死というもの、終わりと言うもの、様々な可能性の限界がなくなることによって、あることをまさにいま行動に移す理由、ある体験にまさにいま没頭する理由がなくなるのです。けれども、私たちは、いつかは死ぬ存在です。私たちの人生は有限です。私たちの可能性は制約されています。こういう事実だけのおかげで、そもそも何かをやってみようと思ったり、何かの可能性を生かしたり実現したり、成就したり、時間を生かしたり充実させたりする意味があると思われるのです。死とは、そういったことをするように強いるものなのです。・・・・・ビクトール・フランクル
 2005年 8月 6日(土)晴れ 夕方雨
 誰か自分を助けてくれる者はおらぬか、と本気になって人材を求めておれば、いつか必ず誰かにぶつかるものであります。だから一生友達を持たぬなどという人間は、よほどの馬鹿か、鈍物でありまして、これは真剣に生きておらない証拠です。・・・・・安岡正篤
 2005年 8月 5日(金)晴れ
 仲間って助け合うためにいるんでしょう。もっと仲間を褒めあって、認め合う。それが強い組織を創る重要な要素である。・・・・・高塚猛
 2005年 8月 4日(木)晴れ
 賞賛による堕落から逃れる方法はただひとつ。仕事を続けることである。人は立ち止まって賞賛に耳を傾けがちであるが、唯一なすべきことは賞賛から目をそらし、仕事を続けること。それ以外の方法はない。・・・・・アインシュタイン
 2005年 8月 3日(水)晴れ 時々雨
 つくってやる、売ってやるではいけない。買ってもらう、つくらしてもらっている、という気持ちでなくてはいけない。・・・・・豊田喜一郎(トヨタ創業者)
 2005年 8月 2日(火)晴れ
 「無我夢中」・・・・・夢の中にいれば、我が無くなる。大きな夢をもっていればエゴなんて無くなるし、公私混同もしない。僕にはCCCを世界一の企画会社にするという大きな夢がある。・・・・・増田宗昭(カルチュア・コンビニエンス・クラブ社長)【ツタヤ】
 2005年 8月 1日(月)晴れ
 他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ・・・・・ラボック(イギリスの探検家)

2005年 7月


 2005年 7月31日(日) くもり一時雨
 子供を自由にすることです。自由を認めて初めて、子供たちは体験の中で自分なりの価値基準を築き、判断力を高めていける。自由にはそれなりの責任がついて回ります。そのことが想像力を養うことにもなる。親は子供を自由にさせる勇気が必要です。・・・・・安藤忠雄〈建築家)
 2005年 7月30日(土) 晴れ一時雨
 リングに上がって血を流しながら闘っている選手を、寝そべってテレビ観戦しているやつが「あいつはダメ、ここが甘い」とか言う光景に自分は違和感を感じるんです。自分はたとえ負けてぼろぼろになっても、リングに立つ側の人間でいたいと思います。・・・・・紀里谷和明(宇多田ヒカルの夫)
 2005年 7月29日(金) 晴れ
 頂上にはあまり場所はないと人は考えます。頂上はエベレストのようであると考える傾向があります。私が言いたいのは頂上はとても広いということです・・・・・マーガレット・サッチャー(元首相)
 2005年 7月28日(木) 晴れ
 批評眼は持つべし。されど批評的態度は慎むべし。すべからく他を批判するの眼を自己に返照しきって、創作実現へと踏み出すべし。他よりの批評に対して、直ちに駁論を為すが如きは、真の一流者の多くはとらざるところなり。・・・・・森信三
 2005年 7月27日(水) 晴れ
 信用とは人に好かれること、約束を守ること、人を儲けさせること・・・・・本田宗一郎(ホンダ創業者)
 2005年 7月26日(火) 雨
 経営には、踏み切り、割り切り、思い切り、の、三つのキリが絶対に欠かせない。事業に成功した人は、よく見ると、この三キリが縦横に駆使されている。まず踏み切ってみることだ。時代のテンポが急な時は立ち遅れる。70〜80%の見通しが立てば踏み切る。事が成就するまでは割り切って待つ。どうしても壁に当たった時は早目に思い切り断念する。・・・・・山田晃(ダイキン工業設立)
 2005年 7月25日(月) 晴れ
 君の時間をどのように使うか。それを君自身が決めなさい。意義ある時間の使い方は、命を大切にすることにつながっているんです。だから何でも指示された通りにするのではなく、もっと自分で時間の使い方を考えなさい。自分のために使うのか、他の誰かのために使うのか、それを考えなさい。・・・・・日野原重明(聖路加国際病院理事長)
 2005年 7月24日(日) 晴れ
 左の写真は、先週完成した個人庭の石積の写真である。高さ2m50cmに石を積み上げる仕事であり、しかも家をレッカーで越えての作業であり、本当に苦労した。しかし、完成後の充実感も最高である。

 自分の仕事を愛し、その日の仕事を完全に成し遂げて満足した軽い気持ちで晩餐の卓に帰れる人が、最も幸福な人である。・・・・・ワナメーカー(実業家)
 2005年 7月23日(土) 晴れ
 私のお祖父さんは、仏壇に向かってチンチント鐘を鳴らして、二言目には「ご先祖に申し訳ない」と言っておられた。お祖母さんはお灯明をあげながら「そんなことをしたら罰があたる」と言われた。言葉としたら幼稚かもしれないが、祖父母はそのようにして子供たちに、神や仏という、人間を超える偉大な存在に対する畏敬の念を教えてきた。しかし宗教について学ばずにきたこれからの年寄りには、それが教えられないのではないか。宗教をしらない人間は何をより所に生きていけばいいのか。神や仏といった人知を超えた大きな存在を畏怖することを知らないまま育った人間が何をしでかすのか、とても心配である。・・・・・上甲晃(青年塾創設)
 2005年 7月22日(金) 晴れ
「空腹では隣人は愛せない」「民族は上からではなく、下から更新される。無名の人々の中から出現する天才こそ、人民の若さと勢力とを更新する天才だ。」・・・・・ウッドロー・ウィルソン(第28代アメリカ大統領)
 2005年 7月21日(木) 晴れ
 ある事を真剣に3時間考えて、自分の結論が正しいと思ったら、3年かかって考えてみたところでその結論は変わらないだろう・・・・・フランクリン・ルーズベルト(元米大統領)
 2005年 7月20日(水) 晴れ
 人間とは人と人との間と書きますが、我々はその間を重視しなければいかない。人間は個だけを突き詰めても、全体だけを突き詰めても答えはありません。全体があっての個だし、個があっての全体がある。・・・・・和辻哲郎
 2005年 7月19日(火) 晴れ
 天才とか聖人とかいう人を除けば、人間はみな似たりよったりの能力と、感情の持ち主である。これを悟らなければならないと思う。つまり、我も人なら、彼も人なのである・・・・・本田宗一郎(ホンダ創業者)
 2005年 7月18日(月) 晴れ
 幸福とは求めるものでなくて、与えられるもの。自己の為すべきことをした人に対し、天からこの世において与えられるものである。・・・・・森信三 
 2005年 7月17日(日) 晴れ
 食欲なくして食べることが健康に害あるごとく、欲望をともわぬ勉強は記憶をそこない、記憶したことを保存しない・・・・・レオナルド・ダヴィンチ
 2005年 7月16日(土) 晴れ
 いつも物事を明るく考える習慣をつけると、人から可愛がられると同時に、万事物事を善意に解釈できるようになる・・・・・ルイズ・ビッシュ
 2005年 7月15日(金) 晴れ
 感謝ということは、よく見てよく考えて、他の人が見落とすようなところでも、見落とさずに見る。そうすると、平凡なことも平凡でないことがわかる、そこでありがたい、ありがたいことだなあと心から思うようになる。・・・・平澤興(元京都大学学長)
 2005年 7月14日(木) 晴れ
 何年か前に、かかりつけの腕のいい歯医者に聞いたことがある。 あなたは、何によって憶えられたいか』。答えは『あなたを死体解剖する医者が、"この人は一流の歯医者にかかっていた"と言ってくれること』だった。この人と、食べていくだけの仕事しかしていない歯科医との差の、何と大きなことか。・・・・・PF・ドラッカー
 2005年 7月13日(水) 晴れ
 役員になれるか、なれないかは、大体新入社員の時から決まるといってよい。同じ新入社員でも、マイホーム主義の人、会社の仕事を優先する人と、人さまざまだが、仕事に対して貪欲なまでの意欲がなければ、人の上には立てない・・・・・宮崎輝(旭化成元会長)
 2005年 7月12日(火) 雨
 『言行一致』企業が掲げている理念と、社員の行動が一致している会社、あるいは一致させようとみんなが努力している会社は、やはりいい会社です。社会が支持してくれる会社なのです。口で偉そうなことを言ったとき、その言葉の責任を世間は厳しく問うものです。・・・・・上甲晃(青年塾創設)
 2005年 7月11日(月) 曇りのち雨
 若者は、自分を人と違ったものにする個性の種を一つでも探し出して、全力を尽くして育て上げることだ。社会と学校はこの種を奪い、誰も彼も一まとめに同じ鋳型に押し込めようとするだろう。だが、この種を失ってはいけない。それは自分の価値を主張するための、ただ一つの権利だから・・・・・ヘンリー・フォード
 2005年 7月10日(日) 雨のち晴れ
 花を植えて以て蝶をむかふべし。石をかさねて以て雲をむかふべし。松を植えて以て風をむかふべし。水を貯えて以て浮き草をむかふべし。台を築いて以て月をむかふべし。芭蕉を植えて以て雨をむかふべし。書を蔵して以て友をむかふべし。徳を積みて以て天をむかふべし。・・・・・『格言』 金蘭生
 2005年 7月 9日(土) くもりのち雨
 繰り返し行うことが、われわれの本質である。ゆえに、美徳は行為ではなく、習慣なのである。・・・・・アリストテレス
 2005年 7月 8日(金) くもり
 人間はかぎりなく偉大なものの前に、つねにひざまずきぬかずかなければならない。ここに人間生活の法則のすべてがあるのです・・・・・ドストエフスキー
 2005年 7月 7日(木) くもり時々雨
 ある者は明日に、他の者は来月に、さらに他の者は十年先に希望をかけている。一人として、今日に生きようとする者がいない・・・・・ジャン・ジャク・ルソー
 2005年 7月 6日(水) くもり
 人間が不幸なのは困難や逆境にであうことでは決してないのです。その逆境や困難を乗り越えられないと思う心がその人の不幸を招いているのです。・・・・・・松下幸之助
 2005年 7月 5日(火) くもり
 現代の人はエネルギーが非常に弱まっています。エネルギーが弱くなってしまった原因は一つです。それは何か。未来が約束されているということです。結果の約束も保証も、未来の保証も約束も何もないことに挑戦をしていったときにのみ、大変なエネルギーが湧いてくるものなのです。・・・・・鍵山秀三郎(イエローハット相談役)
 2005年 7月 4日(月) 雨
 『鈍根運(どんこんうん)』・・・・・「鈍」は愚鈍を表すのではなく、正直さや人格尊重など「正しい行為」を指す。「根」は「ゆるみなき努力」のことで、仕事に対する愛情や研究向上心にも通じる。「運」は「めぐまれる幸運」。寝て待つという意味ではなく、「鈍」「根」をよく実行したときに「運」は開け、ゆたかな心や生活が実るということ。・・・・・天野修一(アマノ創業)
 2005年 7月 3日(日) くもり
 一粒の麦も、地に落ちてはじめて多くの実を結ぶ。・・・・・井深大(ソニー創業者の一人)
 2005年 7月 2日(土) くもり
 私は太陽の中に、光と、神の創造的な力とをあがめる。それによってのみわれわれは生活し、活動し、存在するのであって、すべての動植物もわれわれとともにそうするのだ・・・・・ゲーテ
 2005年 7月 1日(金) 雨
 重要なのは、今の規模でいいと思った瞬間に成長はなくなる、ということです。・・・・・稲盛和夫(京セラ名誉会長)

2005年 6月


 2005年 6月30日(木) 雨
 私は、この生徒たちに日本の将来、世界の未来を託すんだ、と思うと本当にいとおしくてね。この子たちに人生の先輩として、とにかく教えるべきところはしっかり教えておかねばならないと切に思います。・・・・・木村智彦(大阪府立高津高等学校校長)
 2005年 6月29日(水) くもり
 生活向上に役立ち、人の幸福を増す製品をつくることが成功の基である」・・・・・石橋正二郎(ブリジストン創業者)
 2005年 6月28日(火) 雨
 「随処に主となれば、立つところ皆真(みなしん)なり」・・・・・臨済録 (自分のいる場所がどんなところであれ、その場その場で決して自分の主体性を失わないならば、その立っている場所がすべて真の世界なんだ。)
 2005年 6月27日(月) くもり時々雨
 人々を魅了し続ける京都や奈良の建造物も、よく考えれば歴史だって人間が作ったものです。ならばこれから百年二百年かければ、自然や環境を最大限に生かしながら、この地にしかないものを人間が創り上げられるのではないか。その糸口になればと思っています。・・・・・安田侃(かん)彫刻家
 2005年 6月26日(日) 晴れ
 人間が不幸になる一番の原因は、身びいき・身勝手にあること、それがわからないのは「因縁(いんねん)の法則」に暗いからであります。因と縁の出会いが「果」です。・・・・・松原泰道
 2005年 6月25日(土) 晴れ
 私はおばあさんから二つのことを教えられました。一つは約束を守れということです。二つは人に迷惑をかけるなです。私の人生はこの二つの応用編ですよ。・・・・・安藤忠雄(建築家)
 2005年 6月24日(金) 晴れ
 年寄りは若い者に貯金をしろと言うが、それは間違っている。最後の一銭まで貯めようなどと考えたらいけない。自分に投資しなさい。私は40才になるまで、1ドルたりとも貯金をしたことがない。・・・・・ヘンリー・フォード
 2005年 6月23日(木) 晴れ
 人間は人生を理解するために創られたのではない。人生を生きるために創られたのである・・・・・ジョージ・サンタヤナ
 2005年 6月22日(水) 晴れ
 小さな舞台の端役であっても、力いっぱいの演技は見る者に感動を与えます。重要なことは観客が一人もいない舞台はないということです。少なくとも家族や親しい友人は固唾を飲んで見守っています。そうした人の期待を裏切らない。・・・・・加藤重義(三井住友カード元社長)
 2005年 6月21日(火) 晴れ
 努力が必ず報われるとは限らない。だが、成功した者はすべからく努力している・・・・・森川ジョージ(漫画家)
 2005年 6月20日(月) 晴れ
 教育の根底、人材育成の根底には、人間の救済、自分の部下を救済しようという思想や哲学がなければならない・・・・・森信三
 2005年 6月19日(日) 晴れ
 企業というのは、将来を見据えた展望がないと、そこに所属している人たちは、不安を抱く。会社の財産なり、今後の発展というものを考えた組織づくりをしていくとか、企業としての将来性が示されないと、これからどうなっていくのかといった疑問が出てくる」・・・・・五木ひろし(歌手)
 2005年 6月18日(土) 晴れ
 人の心を穏やかにし、思いやりのある優しい心にするのは、子どもにとっては親の義務であり、会社にあっては、社員にとって経営者の欠かせない責務であります。・・・・・鍵山秀三郎(イエローハット相談役)
 2005年 6月17日(金) 晴れ
 一日生きることは、一歩進むことでありたい・・・・・湯川秀樹(ノーベル物理学)
 2005年 6月16日(木) 晴れ
 近代日本の発展ほど世界を驚かせたものはない。一系の天皇を戴いていることが今日の日本をあらしめたのである。私はこのような尊い国が一ヵ所ぐらいなくてはならないと考えていた。世界の未来は進むだけ進み、その間幾度か争いが繰り返されて、最後は戦いに疲れるときがくる。そのとき人類は、真の平和を求めて、世界的な盟主をあげねばならない。(中略)世界の文化はアジアに始まってアジアに帰る。それにはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。我々は神に感謝する。我々に日本という尊い国を作っておいてくれたことを。・・・・・アインシュタイン
 2005年 6月15日(水) 晴れ
 人間が生涯をかけて最も強く追い求め欲しがるものは、自分が世間から少しでも高く認められる評価である。人間は息をひきとるまで生涯をかけて、私を認めてくれ、私を認めてくれと、声なき声で叫び続ける可憐な生き物なのである。・・・・・谷沢栄一『人間通』
 2005年 6月14日(火) 晴れ
 左の写真は、瓦とタマリュウを使って某邸の車庫への通路に変化を持たせた箇所の完成写真である。

 人の温かさ、優しさ、友情が一番大事です。社長であろうとメカニックであろうと仕事の重さは一緒。それぞれの役割なだけですから、私もチームメートの一員として仲間に私はどうやって生きていて何を考えているかという生の自分をさらけ出し、どれだけあなた方の存在が会社に大切なのかということを正直にぶつけていきます。するとみんな元気になるんですよ。・・・・・林文子(ダイエー会長兼CEO)主婦から、31歳で、車のトップディーラーに。その後、本年、ダイエー会長に。
 2005年 6月13日(月) 晴れ
 人間は美しいものを求める生き物です。人でも物でも、これは人間の本能なんです。私の美学から言えば、自然が一番美しい、何より美しいんです。・・・・・石川修一(ザ・ニドム社長)
 2005年 6月12日(日) 晴れ
 大学を出たインテリの悪い癖は、実行する前にまずできるかできないかを自分の頭で考えてしまう。小さな個人の頭脳で割り切れることは人生には一割もない。後の九割はやってみねばわからない。だからどんどん体当たりしていく人が、不思議なくらい次々と仕事を解決していく・・・・・吉田英雄(電通)
 2005年 6月11日(土) 雨
 朝から晩までしかめっつらをして張り切っている経営者によいアイデアが生まれず、かえって心や生活に余裕をもっている経営者のほうが素晴らしい着想を得る・・・・・有田一寿(元クラウンレコード会長)
 2005年 6月10日(金) 晴れ
 人を喜ばすことの好きな人というのがいちばん、運を招きよせるのではないのか。また、人が喜んでくれるのを見て、心から楽しいと思えることは、人生の一つの至福だと、思います。・・・・・谷沢栄一
 2005年 6月 9日(木) 晴れ
 傷つきやすい人間ほど、複雑な鎧帷子(よろいかたびら)を身につけるものだ。そして往々にこの鎖帷子が自分の肌を傷つけてしまう・・・・・三島由紀夫
 2005年 6月 8日(水) 晴れ
仮病は、この世で一番重い病気だよ・・・・・手塚治虫(ブラックジャック)
 2005年 6月 7日(火) 晴れ
 ヒット商品を作る秘訣なんてない。ただいえることは、ある種の能力があって、ひたすら目的に向かってそればかり考え続けておれば、いつか花が開くときがくる。気持ちを持続しておくことが大切・・・・・山内任天堂社長
 2005年 6月 6日(月) 晴れ
 今、CSR(企業の社会的責任)が叫ばれています。それは、かつて経営者に課せられていた使命感とか節度といったものを言い換えているにすぎない。考えてみれば、CSRなんて当たり前のことなんです。・・・・・堤清二(元西武百貨店会長)
 2005年 6月 5日(日) くもり
相手の話に耳を傾ける。これが愛の第一義務だ・・・・・ポール・ネイリッヒ
 2005年 6月 4日(土) くもり
 音楽もビジネスも、クリエイトする際に、自分自身か友人達のために創るべきで、お金儲けを目的としてビジネスしても、そうは問屋がおろさない。ハートから出たものじゃないと、なかなかうまくいかないと思う。一瞬の成功なんて長続きしないものだよ。・・・・・リチャード・ブランソン(ヴァージン創業者)
 2005年 6月 3日(金) くもり
 何をやるのかを決めるのは簡単。何をやらないのかを決めるのが大事・・・・・マイケル・デル(デルコンピューター創業)
 2005年 6月 2日(木) くもり
 「救いは一歩踏み出すことだ。さらにもう一歩。そして、たえずそのおなじ一歩を繰り返すことだ」「 なに、なんでもないことだよ。心でみなくちゃ、物事はよく見えないってことさ」・・・・・・・・・・サンディグ・ジュペリ『星の王子さま』
 2005年 6月 1日(水) 晴れ
 新しいことをやろうと決心する前に、こまごまと調査すればするほどやめておいたほうがいいという結果が出る。石橋を叩いて安全を確認してから決心しようと思ったら、おそらく永久に石橋は渡れまい。やると決めて、どうしたらできるかを調査せよ・・・・・西堀栄三郎(元南極観測隊隊長)

2005年 5月


 2005年 5月 31日(火) 晴れ
 倫理だけじゃ利益は出ない。しかし経営に道筋を立てないと利益が出ない事も事実。過当競争で構造不況だという。しかし儲けている企業もある。ならどうして自社が駄目なのか、どうすればいいのか。トップは汗を流すことだけじゃ十分ではない。・・・・・小倉昌男(ヤマト運輸元社長)
 2005年 5月 30日(月) 晴れ
 サービスとは「無事故、安全運転」以外の何物でもない。サービスとは決して奇をてらった車両を作ることではない。・・・・・磯崎叡(元国鉄総裁)
 2005年 5月 29日(日) 晴れ
 なにか一つをマスターすることが大切だ。技術屋なら製造技術とか設計技術とか、事務屋なら人事でも経理でも。その職種では社内はもちろん、業界全体でも「これならあの人」と評価されるくらい一つの職種を極めるべきだ。あれもこれも少しずつ知っているという人は、根底になるものがなくて弱い。・・・・・石原俊(元日産社長)
 2005年 5月 28日(土) 晴れ
 孤独が必要なんですよ。孤独の時間を取れなかった自分の弱さを今、反省しています。・・・・・小泉純一郎
 2005年 5月 27日(金) 晴れ
左の写真は、本日完成したキッチンガーデンとビオトープの庭である。とても暑い一日、作業員も頑張ってくれようやく完成。

 人のためになることであって、なおかつ、自分のためになる事をやっていかなければ、企業は成立しない。自ら繁栄を求めながら、真の社会的責任を果たす企業を目指せ。・・・・・賀来龍三郎(キャノン元会長)
 2005年 5月 26日(木) 晴れ
 大切なのは『個』だと思う。個人の潜在意識や愛。そのかたちのないものが無数に積み重なれば自然にいい方向に向くと信じる・・・・・松本隆(作詞家)
 2005年 5月 25日(水) 晴れ
 「新」という字は、語源的には、木を斤(き)ルという事から出た。木の切り口のなまなましさをあらわします。切ったばかりの木の切り口は、樹液にぬれて、吸い込んでみると、命がよみがえるような香気を放っています。杉の木は杉の木でありつつ、一面、代謝からみて昨日の杉の木ではなく、日に新たなりというのが、生命の常態なのである。新たでない生命などはありえず、その平凡な事実を知るときに、精神が奮い立つ。要するに新とは生命のことなのである。・・・・・司馬遼太郎
 2005年 5月 24日(火) くもり時々雨
 人生は一冊の書物に似ている。馬鹿者たちはそれはパラパラとめくっているが、賢い人間はそれを念入りに読む。なぜなら、彼はただ一度しかそれを読むことが出来ないのを知っているから・・・・・ジャン・パウル
 2005年 5月 23日(月) くもり
 子曰く、民は之(これ)に由(よ)らしむべく、之を知らしむべからず。【子曰く、大衆からは、その政治に対する信頼を勝ち得ることはできるが、そのひとりひとりに政治の内容を知ってもらうことは難しい。】・・・・・孔子『論語』
 2005年 5月 22日(日) くもり
 人間が出来ていなければ人は動かせない。そして出来、不出来は部下が一番良く知っている・・・・・・露木清(伊勢丹会長)
 2005年 5月 21日(土) 晴れ
 今は便利になったが故に何事も手がかからないし、手をかけようとしない。かけないで澄むような社会にしてしまった。このことにより、親と子供の心のつながりが失われてきたんです。食事も面倒くさいから外食で済ませてしまう。すると料理も洗い物もしなくていい。そういう手を抜いた生き方、「手を省いて楽をして、しかし結果だけは良く」という都合のいい生き方を多くの人が選択しています。しかし、世の中はそんなにうまくできていません。今はその結果が出ていなくても、将来必ず出てきます。そして、手を抜いたら抜いただけのことしか出てきません。・・・・・鍵山秀三郎(イエローハット相談役
 2005年 5月 20日(金) 晴れ
 市場が縮小する時にマスマーケティングは通用しない。「ピンポイントの集合体」。これこそが人口減時代に顧客を取り込むカギである。・・・・・渡辺美樹(ワタミ社長)
 2005年 5月 19日(木) 晴れ
高く昇ろうと思うなら、自分の足を使うことだ。高い所は、他人によって運ばれてはならない。人の背中や頭に乗ってはならない・・・・・ニーチェ
 2005年 5月 18日(水) くもり時々雨
 正しいことを心に積み上げてほしい。(正しさとは、顧客本位のサービスを提供することや、社会のルールに即して行動する原則。正しさを自問自答しながら、業務を遂行してほしい。)・・・・・原口兼正(セコム社長)社長就任時の挨拶で。
 2005年 5月 17日(火) 晴れ
 いつかは誰かがやらねばならないことである。だからうちがやる・・・・・佐治敬三(サントリー元会長)
 2005年 5月 16日(月) 晴れ
 過は心によって造り、また心によって改む。毒樹をきるが如く、ただちに、その根を断つべし。なんぞ、必ずしも枝々にして切り、葉々にしてつまんや。・・・・・袁了凡
 2005年 5月 15日(日) くもり
「他の誰かと比べて持った自信は、もろい。」「花よりも、葉が花束を豪華に見せる。」・・・・・中谷彰宏
 2005年 5月 14日(土) 晴れ
 お客様のニーズは多様化しています。だからといってすべてのニーズに対応しようとすると中途半端になります。特徴を絞り、良い意味での「クセ」を持つ必要があります。・・・・・金井辰巳(仙仁温泉社長)
 2005年 5月 13日(金) 晴れ
生まれた赤ん坊は、オギャアと生まれた瞬間に死に向かって歩き始める。人間は死ぬために生まれてくるんだというのが僕の考えです。ですから、今日一日命があるということが本当に心の底からありがたいと思えるんです。・・・・・五木寛之
 2005年 5月 12日(木) 雨
 言葉は人を最もよく表す。だから何か言いたまえ、そうすれば君がわかるだろう・・・・・ベン・ジョンソン(詩人)
 2005年 5月 11日(水) 晴れ
 健康の至れる人は、健康の否やを無覚するに至る。反対に指を傷つけた人は指が念頭を去らずということになる。長寿というも、いたずらに長命をむさぼり気にするというのはすでに長寿の法でない。要は無頓着にあり。無関心にあり。超越である。子供子供で生きている以上、何かの用がある。老人も用がある。これは生を尽くすのだ。風で順応したり、挑戦したり、あるがままの自分を伸ばさねばならぬ。・・・・・松永安左エ門
 2005年 5月 10日(火) くもり
人間は、自分が見たいと欲する現実しか見ない。・・・・・カエサル・シーザー
 2005年 5月 9日(月) くもり
 全て自分の事だと思って全力を尽くす。自分の事と思えば、どんな辛いことでも我慢できる。そして、人の喜びを自分の喜びとする・・・・・青井忠治(丸井創業者)
 2005年 5月 8日(日) くもり
日用心法・・・・・安岡正篤
1.毎日の飲食を適正にやっているか。
2.毎晩よく眠れるか。
3.自分の心身に影響を与えているような悪習間はないか。
4.適正な運動をしているか。
5.日常生活上の出来事に一喜一憂しやすくはないか。
6.精神的動揺があっても、仕事は平常どおり続け得るか。
7.毎日の仕事に自分を打ち込んでいるか。
8.自分は仕事にどれだけ有能か、自分は仕事に適するか。
9.現在の仕事は自分の生涯の仕事とするに足りるか。
10.仮に自分の仕事がどうしても自分に合わぬ、自分の生活が退屈であるとすれば自分の満足は何によって得るか。
11.自分が絶えず追求する明確な問題を持っているのか。
12.自分は人に対して親切か、誠実か。
13.自分は人格の向上に資するような教養に努めているか。
14.特に何か知識技術を修めているか
15.自分は何か信仰・信念・哲学をもっているか
 2005年 5月 7日(土) 雨のちくもり
 必要なのは知識でなく思いやりである。思いやりがなければ残るのは暴力だけである。心に愛を知らぬものだけが憎しみ合うのだ。人生はもっと美しく、もっと素晴らしいはずだ・・・・・チャールズ・チャップリン
 2005年 5月 6日(金) くもり
 人間は事実によって苦しんでいるのではなく、その事実をどう解釈するかで、苦しんだり、成長の糧にしたりしているんです。・・・・・田舞徳太郎
 2005年 5月 5日(木) 晴れ
 ビジネス社会で最後にものをいうのは人柄の良さだ。たいていの評価は人柄の善し悪しが決定する・・・・・諸橋晋六(三菱商事元社長)
 2005年 5月 4日(水) 晴れ
 ライブドアのやり方が共感を呼ばないのは立会外取引という不透明な買収手順を踏み、何よりも肝心な企業価値向上の計画を具体的に示せていないためだ。なぜニッポン放送を買収したいのか、どんなシナリオで双方の事業のシナジー効果を上げていくのかが、よくわからない。買収後の経営計画を明示しないのは損である。・・・・・御手洗キャノン社長 
 2005年 5月 3日(火) 晴れ
 俺たちは杉の林
 協力はするが
 独立する。

 俺たちは人間
 協力はするが
 独立する。
 
 武者小路実篤
 2005年 5月 2日(月) 雨のち晴れ
 いまの日本の家庭は、節目(お餅をつく。節句等)を大事にしなくなりました。そういう折り目、節目もなしに、だらだらと何年も無為に過ごしているから、振り返っても何の思い出も残っていない。思い出がないということは、それだけ頭の中の情操が乏しいということです。・・・・・鍵山秀三郎(イエローハット相談役)
 2005年 5月 1日(日) 晴れのち雨
一分間さえ休む暇のないときほど私にとって幸せなことはない。働くこと、これだけが私の生き甲斐である・・・・・ファーブル

2005年 4月


 2005年 4月30日(土) 晴れ
 良い芸術品とは、シンプルにメッセージが伝わってくるものだ。ビジネスでも同じだ。メッセージを端的に伝えることが、顧客の獲得につながる。余計なモノをそぎ落として、単純化していく作業は感性を磨くうえで重要な要素になる。・・・・・藤巻幸夫(福助社長)
 2005年 4月29日(金) 雨
 学び続ける人は、たとえその人が80才でも若いと言える。逆に、学ぶことをやめた人は、20才でも年老いている。人生で最も素晴らしいことは心をいつまでも若く保つということだ。・・・・・ヘンリー・フォード
 2005年 4月28日(木) 晴れ
「坐忘(ざぼう)」・・・・・新しいものを取り入れるためには、まず古いものを捨てなければならないと言うことです。まず古いものを捨てて場所を空けないと、新しいものは入らないのです。(禅の言葉)
 2005年 4月27日(水) 晴れ
 リーダーシップは賢さに支えられるものではない。一貫性に支えられるものである。・・・・・P・F・ドラッカー
 2005年 4月26日(火) 曇り時々雨
あとからくる者のために/苦労をするのだ/我慢をするのだ/田を耕し種を用意しておくのだ/あとからくる者のために/しんみんよお前は/詩を書いておくのだ/あとからくる者のために/山を川を海をきれいにしておくのだ/ああ後からくる者のために/みなそれぞれの力を傾けるのだ/あとからあとから続いてくる/あの可愛いい者たちのために/未来を受け継ぐ者たちのために/みなそれぞれ自分で出来る何かをしてゆくのだ・・・・・坂村真民
 2005年 4月25日(月) 晴れ
真面目に考えよ。誠実に語れ。ひたむきに行え。汝の現今に播く種はやがて、汝の収むべき未来となって現れるべし・・・・・夏目漱石
 2005年 4月24日(日) 晴れ
 子曰く、後世畏るべし。いづくんぞ来者(らいしゃ)の今に如(し)かざるを知らんや。四十五十にして聞こゆるなきは、これまた畏(おそ)るるに足らざるなり。【子曰く、若い学徒に大きな期待をもつべきだ。どうして後輩がいつまでも先輩に及ばないでいるものか。しかし四十歳、五十歳になって芽のふかぬ者には、もう期待をするのは無理であろう。】・・・・・孔子
 2005年 4月23日(土) 晴れ
 子曰く、ともに言うべくしてこれと言わざれば、人を失う。ともに言うべからずしてこれと言えば、言を失う。知者は人を失わず、また言を失わず。【信頼のおける友人だと思ったなら、次第に秘密なことをも打明けるようにしなければ、逃げられる。信頼する価値の無い人に、うっかり秘密なことを話すと、失言問題を起こして災難をこうむる。知者とは親友に逃げられることもなく、人から裏切られることもないものだ。】・・・・・どんな親しい人間にも一切情報を漏らさない人は世間から捨てられます。
 2005年 4月22日(金) くもり時々雨
 私は社員に「立志」を呼びかけている。目標を定め、志を立てないと事業はならない。構想し行動に踏み切らないと表面的な失敗はないが、実際は大変な失敗をしている。機会損失こそ人生最大の失敗なのだと。・・・・・木村昌平(セコム社長)
 2005年 4月21日(木) くもり
 経営者は、利益を追求するセールスマンとして振る舞うのではなく、教師や科学者や福祉事業家と同じように人類の問題に関心をもっていることを示すべきである・・・・・ジョセフ・ウィルソン(ゼロックス社長)
 2005年 4月20日(水) くもり時々雨
 子曰く、唯(た)だ仁者のみ、よく人を好み、よく人を憎む。【好むべき人を好み、憎むべき人を憎む事が出来たなら、それは最高の人格者と言える。】・・・・・「これだけは許せない」という人間に対して、はっきり排除する、あるいは憎む、あるいは批判する、あるいは面をおかして忠告するというように、何らかの手を打つことを一切しない人間は、社会生活から逃避しているので、信用できない。・・・・・孔子『論語』
 2005年 4月19日(火) 晴れ
 自分の幸せのためではなく、人様の幸せを思って働くことですね。そうすれば自然といい人が集まってきて、自然とお金も集まってくると思います。・・・・・小田偵彦(加賀屋社長)
 2005年 4月18日(月) 晴れ
「一つの顔は神が与えてくださった。もう一つの顔は自分で造るのだ」「時というものは、それぞれの人間によって、それぞれの速さで走るもの」・・・・・シェークスピア
 2005年 4月17日(日) 晴れ
 他人の意見を鵜呑みにして、従う、それが愚直であり、実直でもある。だが素直とは、まず人の意見に耳を傾け、判断はおのれがする。おのれの確固たる意志を持ち、他人の意見を聞く度量を持つ・・・・・それが素直。・・・・・後白河法皇
 2005年 4月16日(土) 晴れ
「人財」づくりは、すべての社員が、「部門経営者」(自創の人)となることです。部門経営者とは、部長なら部長の立場、課長なら課長の立場で、社長の方針や考えを実現するために「自らが計画を立て、チェックし、改善し、その目標の達成に責任を持つ」人であり、たとえ新入社員といえども例外はありません。・・・・・東川鷹年(自創センター社長)
 2005年 4月15日(金) 晴れ
「どこか遠くへ行きなさい。仕事が小さく見えてきて、もっと全体がよくながめられるようになります。不調和やアンバランスがもっとよく見えてきます」「食欲なくして食べることが健康に害あるごとく、欲望をともわぬ勉強は記憶をそこない、記憶したことを保存しない」・・・・・レオナルド・ダヴィンチ
 2005年 4月14日(木) 晴れ
 一利を興(おこ)すは一害を除くにしかず。 一事を増やすは一事をへらすにしかず。・・・・・ヤリツソザイ
 2005年 4月13日(水) くもり
 事業成功の秘訣七カ条・・・・・根津嘉一郎(東武鉄道社長・鉄道王)
1.どこに無駄があるか、不合理があるかを見つけ出して、その病根を退治することが一番大切。
2.不必要な部分を削除したところで、外に向かって拡張する。内に消極、外に積極の原則でのぞめ。
3.事業経営には細かい事をいいかげんにするのは禁物である。
4.工場経営は最も大切で、工場長は一日に一回は必ず工場内を巡回する。
5.経営者は医者と同じ。会社の内容が健康か、不健康かについて留意せよ。不健康な部分が発生すると忽ち全体に広がるものである。
 2005年 4月12日(火) くもり
 いまは何でもお客さんが中心となって決める時代です。ですから、業者にとって不利なことを一生懸命知恵を出して考えれば、何か突破口があるはずです。・・・・・松井道夫(松井証券社長)
 2005年 4月11日(月) 晴れ
「私たちの急務は、ただただ眼前の太陽を追いかけることではなくて、自分等の内に高く太陽をかかげることだ」「旅じゃありませんか、誰だって人間の生涯は」・・・・・島崎藤村
 2005年 4月10日(日) 晴れ
 向こう見ずは天才であり、魔法であり、力です。さあ、今すぐ、始めなさい・・・・・ゲーテ
 2005年 4月 9日(土) 晴れ
 他人に頼ることをやめなければ、人間は救われません。これは、宗教的良心が目覚めて、物事の核心に触れる力を与えられるようになって、はじめて出来ることです。・・・・・松原泰道
 2005年 4月 8日(金) 晴れ
 どんな種も植えた人間がきちんと育て、時期を待てば、必ず花を咲かせるように、親や学校の先生や地域社会の大人、マスコミを含む社会の全てが慈しみ、愛し、丁寧に育てれば、子供は必ず美しい花を咲かせます。もしも、しぼんだり枯れたりする子供がいるならば、それは大人の責任です。・・・・・水谷修
 2005年 4月 7日(木) 晴れ
 まだまだ売る側、作る側、卸す側の論理で商売しているところがほとんどです。そうじゃなくて買う側にとって便利なことをやると、売り上げを上げようと頑張らなくても売れてしまうんです。・・・・・似鳥昭雄(ニトリ社長)
 2005年 4月 6日(水) 晴れ
 恋は人間の一生の旅のとちゅうにある関所のようなものだ。この関所の越え方如何で、多くの人の生涯は決まると言ってもいい。真面目にこの関所にぶつかれば人間は運命を知る。愛を知る。全ての知恵の芽が一斉に目覚めて、魂はものの深い本質を見る事が出来るようになる・・・・・倉田百三
 2005年 4月 5日(火) 晴れ
 人間は、時として、満たすか満たされるか、わからない欲望のために、一生をささげてしまう。その愚を笑うものは、畢竟、人生に対する路傍の人にすぎない。・・・・・芥川龍之介
 2005年 4月 4日(月) 晴れ
「心の経営とは、一言で言うと「人の喜びをわが喜びにする」という経営法なんです」「当社にある会議は、お客様を喜ばせる会議(お客様の立場になって何ができるか考えてそれを発表し合う会議)だけです」・・・・・・市川善彦(日本ガード・サービス社長)
 2005年 4月 3日(日) 雨
「快適にその日その日を生きたいという欲求が、人間ならだれにでもある。この欲求を相互に守り、傷つけることをしない。ということが、日常の元になる」→行儀作法の発達。(行儀作法は相手にとっての快感のためにあるのだ。)・・・・・司馬遼太郎
 2005年 4月 2日(土) 晴れ
 愛は家庭から始まります。まず、家庭から始めてください。やがて外へと愛の輪が広がっていくでしょう。・・・・・マザー・テレサ
 2005年 4月 1日(金) 晴れ
山高きが故に貴からず。樹有るを以って貴しとす(山は高いだけでは能がない。そこに樹があってこそ尊いものだ)・・・・・実語録

2005年 3月


 2005年 3月31日(木) 晴れ
 私はあらゆる自分の問題に感謝している。一つの問題を克服したあと、より強くなり、これからやってくるものによりよく対処できるようになっていた。私は、自分のあらゆる困難のなかで成長した・・・・・ジェームズ・ペニー
 2005年 3月30日(水) 雨のち晴れ
 人生は選択の連続です。私は運がいい、悪いことなんて起きないと思っていると、ウキウキ、ドキドキ、ワクワクする。陽だまりに人が集まるように、明るい人には人が集まります。(営業の極意を聞かれて。)・・・・・朝倉千恵子(新規開拓社長)
 2005年 3月29日(火) 雨のち晴れ
『愛嬌というのはね、自分より強いものをたおす柔かい武器だよ』『 真面目とはね、君、真剣勝負の意味だよ』・・・・・夏目漱石
 2005年 3月28日(月) 雨
「われわれが利用できる資源のうちで、たえず成長と発展を期待できる唯一のものは、人間の能力のみである」「人々を動機づける能力がなくては、経営者とは言えない」・・・・・P・F・ドラッカー
 2005年 3月27日(日) 晴れ
 おまえがおなかのなかで、『生んでくれ』といったから、だから、死ぬ思いで産んでやったんだよ。おまえは『世の中へ出て自分で力いっぱいにやりたい』というから、だから、産んでやったんだよ。・・・・・小野田寛郎の母
 2005年 3月26日(土) 晴れ
 人に嫌われ不遇におちいる扱いにくいタイプは、決して人を褒めない不平屋である。そして人の長所が眼に入らぬ遅鈍型である。ゆえに誰からも何かを学びとる機会がない。洞穴にこもっているようなものだから進歩しない。或る人物に発育の可能性があるか否かを試すには、その人が何をどう褒めるかに耳を傾ければよいのである。・・・・・谷沢永一『人間通』
 2005年 3月25日(金) 雪
 人は明快灑落(しゃらく)【さばさばと、おおまかにこだわりのない】の処無かるべからず。とじに(無駄に)畏縮し処するが如きは只々是れ死敬。なにごとをかなしえん。・・・・・佐藤一斎(言志四録)
 2005年 3月24日(木) くもり
 幸福のドアのうちの一つが閉じられている時、一方では、開かれているドアもあります。しかし、私たちは長いことその閉じられたドアを見つめているため、開かれたドアに気付かないのです。・・・・・ヘレン・ケラー
 2005年 3月23日(水) 雨
「人生に成功する秘訣は、あなたが好きなことをするというのではなく、あなたのやっていることを好きになるということです。」「人間は常に迷っている。迷っている間は常に何かを求めている。」・・・・・ゲーテ
 2005年 3月22日(火) くもりのち雨
 世の中は因果応報です。人に与えたものが返ってくるんです。だから自分が楽しみたかったら人のために働けばいい。そういうことでしか楽しめないように、人間はできているんです。働くとは他を楽にさせる【他楽(はたらく)】ことだといいます。他を楽しませると自分に楽しい事が返ってくる。仕事の本質はそれです。・・・・・竹田和平(竹田製菓会長)
 2005年 3月21日(月) 晴れ
 イエスは、「信ずる者こそ幸いなれ」と言った。私も、信ずることで心の安定を得ることは大事な事とは思うが、なぜ、と問いかける姿勢は捨てることができない。貧しき者こそ幸いなれ、というイエスの教えの優しさはわかるが、「貧しいことは恥ではない。だが、貧しさに安住することは恥じである」としたペリクレスのほうに同感なのだ。・・・・・塩野七生『ローマ人の物語』抜粋
 2005年 3月20日(日) 晴れ
 人生を楽しむ秘訣は普通にこだわらないこと。普通と言われる人生を送る人間なんて、一人としていやしない。いたらお目にかかりたいものだ・・・・・アインシュタイン
 2005年 3月19日(土) 晴れ 
 人生を良いものとするのも悪いものとするのも、全て個人が決めることである。人の強さも弱さも、純粋さも汚れも、他の誰のものでもなく、彼自身のものである・・・・・ジェームズ・アレン
 2005年 3月18日(金) 雨
練習を怠る人が上手くなることはないんですよ。修練して上手くなった人がより上手くなるんです・・・・・王貞治
 2005年 3月17日(木) 雨
 愛情はクッションボールです。つまり、愛情を受けた従業員であればそれを返すことが可能だけれども、受けていない従業員は返せない。だから愛情をかけ続けてほしい。・・・・・窪山哲雄(ザ・ウィンザー・ホテルズインターナショナル社長)
 2005年 3月16日(水) 晴れ
 我々の仕事はお客さんの1日をかけがいのないものにすることです。そう思えばマンネリなどありえない・・・・・丹下恒夫(JR西日本福山駅長)
 2005年 3月15日(火) 晴れ
・戦後ずっと不動産の事業をやってきたが、この間私は商売を利用して私財を蓄えようと考えたことなど一度もない。私財を蓄えるために心をくだき、そのための雑事に神経をわずらわす時間があるなら、その間に勉強しなければならないことが山ほどある・・・・・江戸英雄(元三井不動産社長)
・事業というものは人の後追いをしては必ず失敗する。人の後追いをすれば、競争になる。競争の中で客をもてなすのにまともなサービスができるか。だから、事業はまだ人のやっていないことをやるに限る。・・・・・堤 康次郎(西部グループ創設)
 2005年 3月14日(月) 雪
 間合いを外さないようにすることで、何事にも間に合うようになるんです。そうすると結局、時間に間に合うようになったり、約束を守るようになったり、あるいは優しさに間に合うようになったり、いろんなことに間に合うようになって、出きる奴になります。・・・・・桜井章一
 2005年 3月13日(日) 雪
 バカボンのパパってさ、別にラクして生きているわけじゃないんだよ。パパはパパなりに、どうすれば家族を幸せにできるか、どうすれば毎日を楽しく過ごせるかを考えながら一生懸命頑張っているわけ。そのためには体ごとぶつかっていってる。ただバカっつったって、ホントのバカじゃダメだからな。知性とパイオニア精神にあふれたバカになんなきゃいけないの。・・・・・赤塚不二夫(漫画家)
 2005年 3月12日(土) くもり
 今日は、ロータリークラブのIMで稲盛和夫氏の『人生を考える』という講演を聴く。”人生の目的”には二つあり、一つは「いいことを想い、いいことをするという事が、最善であると思えるように、心を磨かねばならない」ということと、もう一つは「死とは、魂の新しい旅立ちであり、その魂をいかに美しく磨いていくか(死ぬときには荒波にもまれ、生まれたときより美しい魂にする)ということである。最後に、ジェームズ・アレンの言葉で締めくくられる。以前、私の日記でも掲載したが、改めて載せる。

 もしあなたが自分の庭に、美しい草花の種を播かなかったなら、そこにはやがて雑草の種が無数に舞い落ち、雑草のみが生い茂ることになります。優れた園芸家は、庭を耕し、雑草を取り除き、美しい草花の種をまき、それを育みつづけます。同様に、私たちも、もし素晴らしい人生を生きたいのなら、自分の心の庭を掘り起こし、そこから不純な謝った思いを一掃し、そのあとに清らかな正しい思いを植えつけ、それを育みつづけなくてはなりません。・・・・・ジェームズ・アレン「原因と結果の法則」抜粋

 結び。”心に思うことが、人生を決定づける。”健康管理も大切だが、今の我々には心の管理が最も大切である。
 2005年 3月11日(金) くもり
「充実した一日が幸せな眠りをもたらすように、充実した一生は幸福な死をもたらす」「鉄も使わなければ錆び、水も用いらざれば腐敗し、あるいは寒冷にあたって凍結する。人間の知力もまたこれと同じで、絶えず用いらざればついに退化する。」・・・・・レオナルド・ダビィンチ
 2005年 3月10日(木) 晴れ
 お客様は人間的魅力がない限り、絶対にまた会いたいとは思ってくださらない。だから、まずは会いたいと思われる自分になろうと努力することが大切です。・・・・・朝倉千恵子(新規開拓社長)
 2005年 3月 9日(水) 雨のち晴れ
「ミッキーは、笑うと言う目的のためだけに任命された小さな人格なのだ」「人間に創造力がある限り、この遊園地は完成しない」・・・・・W・ディズニー
 2005年 3月 8日(火) 雨のち晴れ
 この女性とまた会いたいと思われるか、もう会いたくないと思われるか。そういう意味では、私たちは自分の人生のたった一人の営業マンです。・・・・・和田裕美(ペリエ社長)営業の達人 『致知4月号』
 2005年 3月 7日(月) 晴れ
 何事もやはり自然に聞くといいんですよ。天の道というのがあって、それに沿っていると儲かるし、それに反していると一時的には儲かっても、結局はこけてしまう。・・・・・竹田和平(竹田製菓会長)
 2005年 3月 6日(日) 晴れ
 出る杭は打たれるが、出すぎた杭は誰も打てない。出ない杭、出ようとしない杭は、居心地はよいが、そのうちに腐る。・・・・・堀場雅夫(堀場製作所会長)
 2005年 3月 5日(土) くもり
 松下電器は何を作っているところかと尋ねられたら、人を作っているところだと答え、しかる後に電器製品も作っておりますと答えていただきたい。・・・・・松下幸之助
 2005年 3月 4日(金) くもり
 楽観主義者はどこでも青信号を見る人のこと。悲観主義者とは、赤信号しか見えない人のこと。そして真の賢者は色盲である。・・・・・アルベルト・シュバイツァー
 2005年 3月 3日(木) くもり
 今日は、高校の卒業式に出席する。卒業生の答辞に感動。「自由とは、自分で掴み取りに行くものである。」と言う言葉が印象に残る。

 私は、人間は自分の運命に責任を持ちうる自由意志を持っていると信じている。人は選ぶことができる。・・・・・一つの道は平和と幸福につながり、いま一つの道は混沌と自己破壊につながる。・・・・・松下幸之助
 2005年 3月 2日(水) くもりのち雪
 人生で一番の幸福は仕事と趣味が一致すること。その仕事に興味が持てなかったら早く足を洗う。そうでなければ、何とか仕事を自分の恋人にしよう、というぐらいの覚悟を決めるしかない。.....井深大(ソニー創業者の一人)
 2005年 3月 1日(火) 雪のち晴れ
 私たちが見ているのは、物事それ自体ではない。そこには常に、自分のありようが投影されているのだ。・・・・・アナイス・ニン

2005年 2月


 2005年 2月 28日(日) 雪のちくもり
 私たちの人生で、蒔(ま)いた種の実りを自分たちで刈り取るような愚かさをしてはいけない。やはり次の世の人たちのために徳を埋めていくことでしょう。・・・・・石川洋
 2005年 2月 27日(日) 雪のち晴れ
 野鴨は馴らすことはできる。しかし馴らした鴨を野性に返すことは出来ない。そして、馴らされた鴨はもはやどこにも飛んで行くことは出来ない。ビジネスには野鴨が必要なのである・・・・・トーマス・ワトソン・ジュニア(IBM2代目社長)
 2005年 2月 26日(土) 雪
 あなたの顔を日の光に向けていなさい。そうすれば影を見なくてもすみます。いつも真理に目を向けていなさい。そうすれば、あなたの心から不安や心配は消えます。・・・・・ヘレン・ケラー
 2005年 2月 25日(金) くもり
 仁に過ぐれば弱くなる。義に過ぐれば固くなる。礼に過ぐればへつらいとなる。智に過ぐれば嘘をつく。信に過ぐれば損をする。気長く心穏やかにして、よろずに倹約をもって金銭を備ふべし。倹約の仕方は不自由をしのぶにあり。この世に客に来たと思えば何の苦もなし。朝夕の食事うまからずとも褒めて食うべし。元来客の身なれば好き嫌いは申されまじ。今日の行をおくり、子孫兄弟によく挨拶をして、娑婆のおいとま申すがよし。・・・・・袁了凡(安岡正篤訳)
 2005年 2月 24日(木) くもり
「つねに行為の動機のみを重んじて、帰着する結果を思うな。報酬への期待を行為のバネとする人々の一人となるな。」「憎しみは、それをいだいた人間の上に返ってくる」・・・・・ベートーベン
 2005年 2月 23日(水) くもり
 毎日毎日、本当にお客様に満足していただける商売ができただろうか、とその日を振り返る。そして反省すべき点があれば改め、明日は少しでもよくしていく、味にしても接客にしても、すべてにおいてそういう姿勢で臨んでいくことが大切です。・・・・・黒川光博(虎屋社長)
 2005年 2月 22日(火) 雪
 「負けました」といって頭を下げるのが正しい投了の仕方。つらい瞬間です。でも「負けました」とはっきり言える人はプロでも強くなる。これをいいかげんにしている人は上にいけません。・・・・・谷川浩司(プロ棋士)
 2005年 2月 21日(月) 雪
 お金も寂しいから、温かいところに寄せ付けられます。お金をなんとかよく使おう、よく使おうと思えばよってきます。自分だけ儲けようと思って使ったり、ためこんだりしていると寄ってきません。・・・・・藤巻幸夫(福助社長46歳)
 2005年 2月 20日(日) 小雪
 あなたは鞘のない刀みたいなもの。よく切れます。でも、本当にいい刀は、鞘に入ってるものですよ。・・・・・黒澤明監督
 2005年 2月 19日(土) 小雨
人生とは自転車のようなものだ。倒れないようにするには走らなければならない・・・・・・アインシュタイン
 2005年 2月 18日(金) 晴れ
 頭のいい人には恋ができない。恋は盲目である。科学者になるには自然を恋人としなければならない。自然はやはりその恋人にのみ真心を打ち明けるものである・・・・・寺田寅彦(物理学者)
 2005年 2月 17日(木) 雨
最もよく人を幸せにする人が最もよく幸せになる」・・・・これが人生70余年に及ぶ人生を振り返って得た結論であり、同時に私の信条信念である。・・・・・立石一真(オムロン創設)
 2005年 2月 16日(水) 雨
・人間はすべて99.9%同じ遺伝子暗号を持って生まれてきている。同じ遺伝子暗号を持っているということは、誰もが自分の花を咲かせる可能性があるということです。・・・・・村上和雄(筑波大名誉教授)
・我々現代人は、情報量(テレビ・雑誌・携帯)が多くて、それに振り回されているところがある。「いま」と「ここ」に心を集中する時を持たないと、人間は進歩しない。・・・・・村上和雄(筑波大名誉教授)
 2005年 2月 15日(火) 晴れ
「一つの命が生まれる確率は、一億円の宝くじが百万回連続して当たることに匹敵するんです。こうして生きているだけで儲けものなんです。(38億年間も選び抜かれてきた素晴らしい遺伝子を各人が持っている。)・・・・・村上和雄(筑波大学教授)
 2005年 2月 14日(月) 晴れ
いかに見栄えのしない草でも春と共に花になるように、人は恋をすることによってそれ自身に花を咲かせる。・・・・・野上弥生子
一人の女しか愛さない男はしばしばもっとも幸福な生活を送るが、死ぬ時はもっとも孤独な死に方をする。・・・・・ヘミングウェイ
 2005年 2月 13日(日) 晴れ
生命は流れている。
昨日の感情は今日の思ひでなく、
昨日の価値は今日の価値とちがつている。
そして進歩とは−成長とは―
一つの標準すべき価値の上に、
深く根付いた木の枝葉を
ひろげて行くことに外ならない      ・・・・・萩原朔太朗
 2005年 2月 12日(土) 雪のち晴れ
 人間はいつも自分と他人とを比較している。片時も気をゆるめず、世間のあの人この人と自分を見比べている。凌(しの)ぎたい。出し抜きたい。それがすべての人間を駆りたてる共通の行動原理なのである。・・・・・谷沢栄一『人間通』
 2005年 2月 11日(金) 雪のち晴れ
 これからの土木は環境の問題を考えずに成立することはありえません。ですから、土木の道に入るには、社会科学や自然科学、あるいは文学的なことについてもデリカシーが必要です。つまり一人ひとりが哲学者にならなければ難しいのです。・・・・・司馬遼太郎
 2005年 2月 10日(木) くもりのち雪
 百円の切符が九十八円で買えないことは、五円で買えないのと同じである。ものごとは最後の数パーセントで勝敗が決まる。・・・・・森信三
 2005年 2月 9日(水) くもりのち雨
 心配、煩悶、邪推、失望、不平、不満、憂愁、憎悪、復讐、排他、嫉妬・・・・・等々。「他人」に対して抱く感情がいかに多いかに気付かれると思う。他人に対して抱くマイナスの観念は、全て自分に対してもマイナスに働くことを忘れてはなるまい。・・・・・中村天風
 2005年 2月 8日(火) くもり
「規準を学問という。規準のない人間は、人から信用されない。美でもない。美でもなければ、人から敬愛されない。」「人間ほど可憐な生き物はない。道徳に支配され、法律に支配され、それでもなお支配され足らぬのか、神仏まで作ってひれ伏しつつ暮らしている。」・・・・・司馬遼太郎
 2005年 2月 7日(月) くもりのち晴れ
「命の尊さを説くには、命懸けです。」
「私はこの事件をきっかけにして、日本の国を凛(りん)とした国家にしたい、正義の通る国にしたいのです。」


 これは、ある雑誌で読んだ横田めぐみさんのお母さんの言葉です。それまでは、ただ娘を返してくれとおっしゃっているだけかと思っていましたが、あらためて、日本国の事をも真剣に憂えている素晴らしいお母さんである事を実感。
 2005年 2月 6日(日) くもり
世の中は鏡・・・・・こちらが笑えばむこうも笑い、こちらが怒ればむこうも怒る。     平澤 興
 2005年 2月 5日(土) 雪
時間とは消滅するものなり。かくしてその罪はわれにあり。・・・・・オックスフォード日時計に書いてある箴言
 2005年 2月 4日(金) くもり
 重税を納めているサラリーマンは、全体としてみれば日本国の大株主である。いまや進んでわれわれの国を守るために、本当に動かなければならないときが来ている。経営担当者である政府が弱く、われわれの出資金を使う人たちがおかしいとなると、株主としてはもう黙ってはいられない。産業人には政治はわからぬ、といわれるけれども、いまやそんなことをいって傍観してはいられない。われわれは株主として、われわれの意志の代表者を、取締役会に送り込むべきではないか。産業人の誇りを土台として、われわれの日本国を倒産から守るパワーを持つために新しいグループとなって結集することを提案したい。・・・・・盛田昭夫(ソニー創業)
 2005年 2月 3日(木) 雪
・幸福とは、素直な心の感じ方が生み出す。・・・・・本多静六
「笑い」は相手がいて、初めて生まれるんだよ。相手を信用しないと笑えないよ・・・・・萩本欽一
 2005年 2月 2日(水) 雪
・人に施したる利益を記憶するなかれ、人より受けたる恩恵は忘るるなかれ・・・・・バイロン

・何ゆえに人は多数に従うか。彼らがいっそう多くの道理をもっているからか。否、いっそう多くの力をもっているからである。・・・・・パスカル
 2005年 2月 1日(火) 雪
 将来にまで関心を持つ人はあまりいない。みんなその日のこと、そして今すぐ何を手に入れられるかということに追い回されている。私がもし誰かと一緒に仕事をしようと思ったら、その人がこれから十年後には幸福になっているとわかっていなければならない・・・・・ベリー・ゴーディ(モータウン創業)

2005年 1月


 2005年 1月31日(月) 雪
・「最も成功している会社経営者達は、たいてい子供時代に、いやというほど褒められた経験が何度もあった。」「成果も出ていないのに、ほめられるかって?ほめないから、成果が出ないのだ。」・・・・・トム・ピータース(経営コンサルタント)
 2005年 1月30日(日) 雪
 自分のしている事が世の中に必要かどうか、自分が組織に必要な人間かどうかを常に反省しなければならない。・・・・・岩切章太郎(宮崎交通元相談役)
 2005年 1月29日(土) 晴れ
「私は現在に自己のすべてを賭けている。一枚のトランプに人が大金を賭けるように。私は現在をそっくりそのままで、できるだけ高価なものにしようと努力しているのだ。」「自分一人で石を持ち上げる気がなかったら、二人でも持ち上がらない。」・・・・・ゲーテ
 2005年 1月28日(金) くもりのち晴れ
 明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい・・・・・マホトマ・ガンジー
 2005年 1月27日(木) くもり
 人間は知と行だけでは駄目である。そこには必ず誰にも負けないという信念が必要だ。それには信仰で人間の意志というものを、絶えず鍛錬していく必要がある。事業で成功するにしても、利殖するにしても、不可欠なものは信念である。・・・・・五島慶太(元東急会長)
 2005年 1月26日(水) くもり時々雪
 飾らない人に信を置け(人は誰でもなにほどかの虚栄心を以って世に処する。正味のところのじぶんよりほんの少しだけれど上等に見てもらいたい。その根源は自己愛にある。動機が虚栄であれ装飾であれ、心を砕いて自分を善き者、値のある者に仕立てようと念じているうち、本当の実力が身に備わるようになる。世間の誰もが認めるくらいに業績を上げ、あの人には才能があると評価されるようになると、心の底に自身の塊が出来るから、人は一転して謙虚になる。気張って飾る必要がなくなったからである。飾らない人と見えるのは、修養によって本当に役立つ実力を蓄えた成果である。)・・・・・小原鉄五郎(元全国信用金庫協会会長)
 2005年 1月25日(火) くもり
7歳の児童たちの読書量が、将来の世界における英国の位置そのものである。・・・・・イギリス ブレア首相
・「最近は年輪を刻むように年を取る人が少なくなった。」・・・・・小林秀雄

 2005年 1月24日(月) 晴れ
 「真実は行為だ。愛情も行為だ。表現のない真実なんてありゃしない。」「生活人の強さというのは、はっきりNoといえる勇気です。」・・・・・太宰治
 2005年 1月23日(日) 晴れ
 自分を励ますために心の太鼓を叩くという術を、長い間かけて少しは身につけてきたのでしょう。心の太鼓はあくまでも自分で叩かなきゃ、他人は絶対に叩いてくれませんよ。自分で自分の太鼓を鳴らさなきゃ。・・・・・・飯田亮(セコム創業者)
 2005年 1月22日(土) くもり
 生ぜしも独りなり 死するも独りなり されば人と共に住するも 独りなり ・・・・・・一遍
 2005年 1月21日(金) 雪
 人は、仕事ができるだけでは「できる」と認めはしても、心酔まではしない。言動が常に明快であるところが、信頼心をよび起すのである。はっきりするということが、責任を取ることの証明であるのを感じ取るからだ。・・・・・塩野七生(ローマ人の物語抜粋)
 2005年 1月20日(木) 雪
 富と貴きとは、これ人の欲するところなり。その道を以ってせざれば、これを得るもおらざるなり。貧しきと賤しきとは、これ人のにくむところなり。その道を以ってせざれば、これを得るも去らざるなり(正しい方法ややり方で獲得したものでない限り、すべては一時的なものでしかない。)・・・・・孔子(論語)
 2005年 1月19日(水) くもり
 松下政経塾の創設者、故松下幸之助の塾生の採用基準は「運と愛嬌」その松下政経塾の出身であり、40歳の横浜市長である、中田宏氏の言葉。

 地域ぐるみで芝の管理をするところにしか予算をつけない。チャンスは平等でも結果として地域で行政サービスに差がでてくるんですよ」と、問題提起。「役所頼みのお任せ民主主義はダメ」と注文をつける。(市立中学校の校庭を芝生に代える事業の市民集会にて)
 2005年 1月18日(火) くもりのち雨
 我々は人生の大半の時間を仕事に使っている。仕事が楽しければ、誰でも熱心に働く。仕事が楽しくなるのなら、できることは何でもするべきだと思う。私の一番大切な仕事は、仕事を楽しくすることだ・・・・・アンディ・グローブ(インテル)
 2005年 1月17日(月) くもりのち雨
 40代に入り肉体の衰えを感じるようになると、健康に関心を持ち始めます。そうすると次第に自分を取り巻く環境についても考えざるを得なくなりました。その結果、自分も自然の一部であると素直に考えるようになりました。同時に環境に対して強い危機感を覚えるようになったのです。・・・・・坂本龍一
 2005年 1月16日(日) くもり
 出世の道は信用を得ることである。第一の条件は正直でなければならぬ。あの人には気を許すことができないと言われるようでは信用は得られぬ。第二の条件は礼儀を知っていることである。粗暴な言辞、荒っぽい動作では、これまた信用は得られない。第三の条件は物事を迅速、正確に処理する能力があるかどうかである。頼まれた仕事を催促されるようでは、やはり信用が得られない・・・・・小林一三(阪急・東宝グループ創業者)
 2005年 1月15日(土) くもり
 頂上にたどり着いて、たとえきれいな夕焼けに出合えなくても、そこで思わぬ体力がついている事の方がすごいでしょ。夢を追いかけている自分、追いかけるときに力がついてくる事実の方が、夢を手に入れたかどうかよりももっと素敵なことなんじゃないの・・・・・桃井かおり(女優)
 2005年 1月14日(金) くもり
 決して他人を咎めてはならない。むしろ責むべきものは、われわれ自身、ことにそれに関する我々の考えである。自分の不幸の為に、他人を責めるのは無教養者の仕方であり、自分を責めるのは初学者の仕方であり、自分をも他人をも責めないのが、教養者の完全に教育された者の、仕方である。・・・・ヒルティ
 2005年 1月13日(木) 雪のち晴れ
 最近、芸能面で話題になっている日産グループ(日産・日立等)創始者鮎川義介氏の語録を紹介。(杉田かおるの結婚?相手)

 君たちが、今の立場を恵まれた環境だなどと思い込んでいたら、それはとんでもない錯覚だ。ありていにいえば、恵まれた環境ではなくて、甘やかされた環境なんだ。そういうところからは経営の厳しさは生まれてこない。第一、親父が遺した仕事にしがみついて、二代も三代も、その仕事から利益をしぼりとろうなどという考え方自体が間違っている。(日本青年会議所での講演
 2005年 1月12日(水) 雪
「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない。」

 この言葉は、レイモンド・チャンドラーが「長いお別れ」の中で書いている、皆さんもご存知の素晴らしい名言であるが、タフ(強さ)と優しさを併せ持つことは、オトコにとっての一番の目標である。少しでも近づけるように・・・・・
 2005年 1月11日(火) 雪
真面目ということの真の意味は、自分の「真の面目」を発揮することです。自分の真の面目を発揮しようとしたら、何よりもまず全力的な生活に入らなければなりません。真面目とは、その努力において、常に「百二十点」に立つ事です。我々の仕事でも、いつも先方の要求や予想より、二・三割方余分の努力をするつもりでいると、第一気持ちが清々しくなるのです。・・・・・森信三「修身教授録抜粋」
 2005年 1月10日(月) 雪
 私は毎朝目を覚ますと、今日もええことがあるぞ、ええ一日になるぞと自分に語りかけて寝床を蹴って起きることにしている。そうすると、心に[勢い]と[張り]が出てきて、一日一日を生き生きと生きることができる・・・・・後藤清一(三洋電機)
 2005年 1月 9日(日) 雪
 本を読むとお得。いやでもモノを考えるようになる。外から刺激を受けてそこを発端にして掘り下げていく。そういう習慣をつける事が大切。そのとっかかりになるものが本。・・・・・谷沢栄一
 2005年 1月 8日(土) 晴れ
 「道は天の道であり、地の道である。人の分はそれに従うことである。
 したがって、天を敬うことをもって人生の目的とすべし。
 天は我をも人をも等しき愛をもって愛する。
 したがっておのれ自身を愛する愛をもって、他人を愛すべし。
 人ではなくして、天を友とせよ。
 しかして天を友としつつ最善を尽くすべし。
 決して他人を責むるなかれ。
 ただ、自分が及ばぬ身である事を顧みるべし。」
・・・・・西郷隆盛
 2005年 1月 7日(金) 雨
 すべて落ちつきて、仕事の一つ一つに充分力の入るよう御勉強なされたく候。一生涯にて為したることの数は多からずともよし。その一つ一つによく力をこめて静かに進むべし。この人にあらずば、よく為しがたしと思うばかりのこと、一つにても為さば、ただ其の一事のみにて、その人は勝利者なり。成功者というべし。貧乏にても、名声はなくとも、やはり、その人は成功者、勝利者たるべし。 かならず、あせらず、落ちつきて御進みなさるべく候。・・・・・会津八一
 2005年 1月 6日(木) 晴れ
皆さんも、ご存知かも知れませんが、左のマークは、社員から公募して採用した、わが社のマークである。4つ【顧客・社員・会社・郷土(環境)】のしあわせへの願いを込めたもので、最終決定である。徐々にではあるが、浸透させていきたい。

・今のあなたが今のあなたの運命にふさわしい・・・・・釈迦(しゃか)
・あなたの行動はあなたの未来の予言者・・・・・キリスト

 2005年 1月 5日(水) 晴れ
 今日は、私の仕事始めである。本年の企業トップの年頭あいさつは、少子高齢化社会が加速する中、『人材』に焦点をあてた内容が目立つ。
・「売り手よし、買い手よし、世間よし」という「三方よし」の精神で社会と調和する・・・・・山崎篤(ヤマト運輸社長)
・人材づくりを通して自由闊達で、はつらつとした現場をつくり、価値を創造する力をのばす・・・・・俣木盾夫(電通社長)

自分より優れたる者を自分のまわりに集める術を心得し者ここに眠る・・・・・A・カーネギー
 2005年 1月 4日(火) 雨時々雪
 年頭自警・・・・・安岡正篤
1.年頭、まず自ら意気を新たにすべし
2.年頭、古き悔恨を棄つべし
3.年頭、決然滞事を一掃すべし
4.年頭、新たに一善事を発願すべし
5.年頭、新たに一佳書を読み始むべし
 2005年 1月 3日(月) 曇り
 手の涙と、観衆の流す涙は違う。選手は今日のこの一瞬を、死ぬまで忘れないであろう。観衆は、数時間後には、涙を流したことすら忘れてしまう。感涙にむせぶことができるのは、その感動に見合う努力をした人だけが、味わうことができる特権である。そして、その涙だけが、まわりの人を感動させることができるのだ・・・・・有田平(PJMジャパン代表)
 2005年 1月 2日(日) 曇り
 手のわろき人の、はばからず文書き散らすはよし。見ぐるしとて、人に書かするはうるさし・・・・・吉田兼好『徒然草』(字の下手なんか、平気で手紙なんかをドシドシ書くのはよろしい。見苦しいからというので、人に書かせるのは、うるさい厭味な事である。)
 2005年 1月 1日(土) 曇り
 元気・・・・・元とは、形態・存在の意味からいうと、あらゆる発生する物のもとであり、時間的に言うと、初めである。そこで元をはじめと読む。また、部分に対する全体を元と言う。この三つの意味を一つにまとめて元であります。この前見たときは、ひどくしおれていたが、今度会ったら何だかはしゃいでいる。こういうのは客気と言って元気とは言わぬ。元気とは、その人の真底から存在しているようなエネルギー・生命力を言うのです。・・・・・安岡正篤
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